高橋留理子詩集
『たまどめ』
高橋留理子さんの詩には深い悲しみの記憶があり、そこからいかに自らの生を救済して未知の時間を、創り出していくのかという切実な問いが秘められている。その問いは高橋さんが凝視し感ずる光景の中で、静かに答えとなって立ち現われてくる。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/176頁/上製本 ISBN978-4-86435-240-6 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
佐藤勝太詩集
『名残の夢』
若者を戦闘へ駆り出し、庶民のささやかな楽しみを疎外し、感動の心を追いやるものを彼は拒否する。そして持ち前の誠実さとユーモアで生のかなしみ、出会いの喜びを見つめて、自然と人間のうたを大切にする。そんな佐藤勝太さんの詩世界は、複雑極まる苦悩の現代に、人生の夢を思い出させてくれる。(佐相憲一「解説文」より)
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解説文:佐相憲一 |
46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-239-0 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
亀谷健樹
『亀谷健樹詩禅集』
亀谷健樹さんは北秋田市の太平寺で長年住職を務め上げ後継者に寺を引き継ぎ、今も一人の禅僧として早朝から始まる坐禅、鐘撞き、寒行など一期一会を禅的な精神で、生きておられる求道者だ。(中略)詩と禅を創造していく『詩禅集』が北秋田の地から誕生したことは、稀有で誇るべきことだ。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/528頁/上製本 ISBN978-4-86435-234-5 C1092 |
定価:5,400円(税込) |
朴玉璉詩集
『追憶の渋谷・常磐寮・1938年─勇気を出せば、みんなうまくいく』
朴玉璉さんの詩集は「追憶」の力によって、歴史に翻弄されて挫けそうになる時に、自らの弱さを奮い立たせ、それを強さに代え、現在や未来を生きる人びとにきっと勇気や希望をもたらすだろう。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-233-8 C1092 |
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鈴木比佐雄詩論集
『福島・東北の詩的想像力―詩的反復力Ⅴ(2011-2015)』
私の中で福島・東北に関わる詩人・俳人・歌人・評論家たちへの関心は、これからもっと深まってくる思いがする。なぜなら、石川啄木、宮沢賢治などを生んだ東北の精神は、縄文の精神や平和・非戦の精神ともつながっていて、私たちが立ち還るべき重要な源泉であるからだ。(著者あとがきより)
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A5判/384頁/並製本 ISBN978-4-86435-235-2 C1095 |
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和田文雄評論集
『続・宮沢賢治のヒドリ―なぜ賢治は涙を流したか』
和田さんの粘り強い東北の農民たちに寄せる論考は、賢治の置かれていた情況の中で賢治がなぜ「雨ニモマケズ」を書かざるを得なかったか、なぜ「涙を流したのか」を知るための想像力の基礎を提示している。その労作を多くの賢治研究家に読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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46判/256頁/上製本 ISBN978-4-86435-223-9 C1095 |
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勝嶋啓太×原詩夏至 詩集
『異界だったり 現実だったり』
現代詩の新鋭、鬼才あるいは奇才、世相と時代を背負ったまま、シュール、笑い、涙。無茶苦茶現実的な異界へ快走。中野ブロードウェイで生き別れた兄弟のように、独特の空気と絶妙な文学コラボレーション!!(帯文より)
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A5判/96頁/上製本 ISBN978-4-86435-231-4 C1092 |
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坂井一則詩集
『グレーテ・ザムザさんへの手紙』
坂井さんの詩篇を読んでみると日常の描写の中に、なぜか強烈な磁場を持った非日常を発見してしまう。その非日常が実は日常に複雑に隣接していて、その重層的世界に奇妙な安らぎを感じてしまう。(鈴木比佐雄「栞解説文」より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-230-7 C1092 |
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安部一美詩集
『夕暮れ時になると』
安部さんのしなやかな詩的言語は、人の世の悲しみや喜びを知り尽くし、確かに味わい深い不思議な魅力があり、人間が存在しているという信頼に満ちている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/120頁/並製本 ISBN978-4-86435-227-7 C1092 |
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堀田京子詩集
『大地の声』
オオムラサキ蝶の飛ぶ清瀬
エノキの花の咲くこの街は//お前のふるさと産まれたところ//エノキ大好き//たんとおたべよ おかわり自由//お前の母さんが 抱っこする//お前の父さんが おんぶする//オオムラサキの飛ぶ町で ―詩「オオムラサキ」より―
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A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-229-1 C1092 |
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能村研三随筆集
『飛鷹抄』
新しい年を迎えるにあたり、「沖」に集う皆さんと共に、これからは「人が作らない俳句、人が作れない俳句」をめざし、さらにそれは「人が納得する俳句、人が感心する俳句」でなければならないと思っている。「沖」という組織も、旧態依然のまま甘んじているのではなく、進歩・進展をめざす「沖」でありたい。 (ルネッサンス「沖」より)
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46判/172頁/上製本 ISBN978-4-86435-225-3 C1095 |
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酒井 力詩集
『光と水と緑のなかに』
水はどこからきて/いずこへ旅立とうとしているのか//いまは幻になって/飛翔するものたちの歌が/枯れた林の/暗い山肌にしずむ/夜の底から聞こえる ―詩「山の音」より―
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-228-4 C1092 |
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橋爪さち子詩集
『薔薇星雲』
ほどけゆく薔薇の記憶をもどす そのように/キミはずっと先の老いたある午後/折りを解いた紙を何度もなでるだろう/折りじわのヤマを ふっ/キミの幼年がふき出すように這いのぼってくる ―詩「折り紙」より―
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-226-0 C1092 |
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高森保詩集
『1月から12月 あなたの誕生を祝う詩』
高森さんの新詩集の原稿を拝読した時に真っ先に感じたことは、柿本人麻呂の千年以上の昔から数多の死を悼む挽歌・鎮魂詩(レクイエム)が書かれてきたが、その対極ともいえる産まれた生命の誕生を祝い、その固有の人びとの誕生日を賛美する詩篇だけで成り立っている驚きだった。(鈴木比佐雄解説文より)
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-222-2 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
前田新詩集
『無告の人』
前田さんの言説と行為は一致していて、粘り強い思索と実践的な農作業から骨のある詩篇を生み出している。「直耕」することが地域のそこで暮らす人びとのコミュニティを豊かに育て、賢治の追求した皆の「ほんとうの幸福」につながる可能性を切り拓いている。(帯文より)
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*装画 三橋節子 「三井の晩鐘」 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-218-5 C1092 |
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佐相憲一詩集
『森の波音』
ホモサピエンス(人類)、愛、世界(社会)。心ゆさぶる深い森の波音に、現代の傷が洗われる。混沌とした21世紀初頭の現実を生きる者のかなしみと希望の灯り。気鋭の詩人が地球生命の視野で詩情豊かに描く、愛の詩世界。さまざまな詩の場、メディアに登場する話題の著者、最新刊!!
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-224-6 C1092 |
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星野博詩集
『線の彼方』
生死の淵から甦った人、祈りの境地から生の実感を見つめて詩を書く。生命線、人類社会の見えない線、その彼方を願って。自らに言い聞かせ、他者に伝える大切なこと。生きる原点が新鮮な、著者初詩集。(帯文より)
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A5判/96頁/並製本 978-4-86435-219-2 C1092 |
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木村孝夫詩集
『桜螢―ふくしまの連呼する声』
木村さんは浜通りで亡くなった多くの死者の魂が桜の季節に「桜螢」となって戻ってくると幻視し、桜と螢を想像力で合体させてしまったのだ。それほど地震・津波・原発事故で亡くなった人びとの鎮魂の思いを決して忘れずに、その人びとの魂と共に木村さんは生きていることを実感している。(鈴木比佐雄 栞解説文より)
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A5判/192頁/並製本 978-4-86435-217-8 C1092 |
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油谷京子詩集
『名刺』
台所から詩が生まれる。スーパーマーケット、電車、公園から、朝の支度、夕刻の帰路から、詩が生まれる。差し出された名刺から、たくましくひたむきな生のうたが響く。自分自身へ、世界へ、さりげない中にしみ込む詩情と批評性。暮らしの発見から平和の思いまで、実感と願いに満ちた詩集。(帯文より)
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A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-208-6 C1092 |
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阿形蓉子詩集
『つれづれなるままに』
肩ひじ張らないざっくばらんな庶民性でつづられる日常生活の積み重ねとしての内省語り。何気ないところに発見の喜びがあり、共感の温かみがある。人生の思いが豊かに伝わる詩世界だ。(佐相憲一 栞解説文より)
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-210-9 C1092 |
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皆木信昭詩集
『むらに吹く風』
ここに収載した詩篇は、一つのむらを中心に取り上げて、今日の日本山間農村が抱える課題を、過去と現在、できうれば未来に繫いで考えてみようとするものであります。「村」という漢字を使わないで「むら」としているのは、地方公共団体の行政区分としての「村」と区別するためで、一つの集落を一篇の詩にしていても山間農村の全ての集落に通ずる筈であります(著者「あとがき」より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-220-8 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
みうらひろこ詩集
『渚の午後―ふくしま浜通りから』
みうらひろこさんの詩は、言葉を失うような悲しみ、怒りの最中で、その状況を言葉でなぞっているのではない。娘さん夫妻を相次ぐ事故で亡くされても、原発事故によって住み慣れた場所から隔てられても、生きることを放棄しない以上、そこに待ち受けているのは、日常である。痛苦に支配されると、視野が狭まるものだが、『渚の午後』の中の日常の状景は、水をたっぷり含ませた筆で描いた水彩画のような広がりがある。(小説家 柳美里 帯文より)
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A5判/216頁/並製本 IISBN978-4-86435-216-1 C1092 |
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アンソロジー詩文集
『生存権はどうなった』
進行する格差社会と、命の軽視、疎外感。<健康で文化的な最低限度の生活を営む権利>(憲法25条)はどうなったのか。ひとりひとりの切実な声がつまった詩文集。困難な現実とたたかいながら生きる思いを伝える。
(帯文より)
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A5判/176頁/ソフトカバー SBN978-4-86435-215-4 C1095 ¥1500E |
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伊藤幸子
『口ずさむとき』
伊藤さんのエッセイの特徴は短歌の魅力を歌人の生き方を通して身近に語っているところだ。生きている喜びや苦悩など人間の内面の格闘を短歌の調べで整えて言葉にしていている歌人たちを、伊藤さんは自己に引きつけながら親しく物語っていく。短歌の分かりやすい解説であり、短歌を生きる歌人への讃歌である。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/440頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-211-6 C1095 ¥2000E |
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尾崎寿一郎 評論集
『「イリュミナシオン」解読』
原文をノートに写し、単語を一つ一つ拾い、文を組み立てて既成訳と異なるものが見え、ランボー詩の真髓に迫ることが出来た。詩集の順序を飛ばさずに解読し、直訳を加えた。『イリュミナシオン』は、「見者詩人」を目指したランボーの、意志と復讐と恍惚と破綻と苦渋の詰まったものだった。どこにも明かされていない、彼の秘密の宝庫でもある。(著者「おわりに」より)
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四六判/320頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-212-3 C1095 |
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アンソロジー詩集
『平和をとわに心に刻む三〇五人詩集 ー 十五年戦争終結から戦後七十年』
二〇一五年の夏、集団的自衛権を容認する「安保関連法案」は国会を通過しようとし、不戦の誓いである憲法九条の精神は、風前の灯だ。しかしたとえ風前の灯であったとしても、その灯の炎にエネルギーを送りつける詩人たちは存在する。戦争に抗う詩人たちは戦争の実相を踏まえて平和を願う詩を書いてきたし、今も書き続けている。
鈴木比佐雄(詩人)解説文より
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A5判/432頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-214-7 C1092 ¥2000E |
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渡辺恵美子詩集
『母の和音』
渡辺恵美子さんの多くの詩篇には、私たちが心の奥底に秘めている母の記憶が通奏低音のように流れている。母と娘の関係を想起し母から受け取ったことをもう一度生き直そうとすることが渡辺さんの詩作の大きなテーマであったのだろう。(鈴木比佐雄「栞解説文」より)
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A5判/128頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-206-2 C1092 |
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小田切敬子詩集
『わたしと世界』
若い頃、金子光晴に詩の才能を評価され、内面深く見つめる繊細さと、外界の現実を動かす大胆さを共に長年にわたって展開してきた作者は戦前、一九三九年の生まれである。生き続ける中で、そして激動の時代の中で、さまざまに体験し、さまざまに書いてきた。(佐相憲一 解説文より)
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A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-213-0 C1092 |
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間渕誠
『昭和の玉村っ子―子どもたちは遊びの天才だった』
私たち団塊の世代が、還暦を迎える年齢になってしまった。戦後生まれの私たちは、物心ついたころから、敗戦国の辛さ、貧しさを味わわされた。そんな中でも当時の子供たちは、明るく楽しく生きる術を知っていた。貧しく、何もない生活の中だからこそ、たくましく知恵を働かせ、精一杯、楽しく遊べるものを見つけ出せたのかも知れない。(「はじめに」より)
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A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-209-3 C1095 |
定価:1,080円(税込) |
悠木一政詩集
『吉祥寺から』
悠木一政さんの詩を読んでいると、人間が最も大切にすべきとは何なのかを、静かに問いかけられてくる。その問いかけられるものは、私たちの傍にいて確かに存在する声を発していたのだが、日常の雑音で気付かなかっただけだ。けれども確かにかつても今もこちらが注意すればたちどころに現れてくる、身近な命の根源の存在なのだろう。(鈴木比佐雄 解説文より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-205-5 C1092 |
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木島始
『木島始詩集・復刻版』
そして/あの日/突如として//歴史の姿は/あかるみにでた(詩「起点 ―一九四五年―」より)
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四六判/256頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-202-4 C1092 |
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洲史詩集
『小鳥の羽ばたき』
小学校事務職員の独自の存在感、こどもたちの心の的確な把握、しかも詩の世界にそんな人がいるということ。学校の日常をめぐる視点が、先生とも児童とも保健室とも違う微妙なところにある。問題点が見えるだけでなく、児童を応援し、先生を応援し、事務手続きや用品やりとりなどを通じて児童の家族背景にも優しい眼を寄せている。(佐相憲一 解説文より)
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A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-207-9 C1092 |
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鎌田慧評論集
『悪政と闘う―原発・沖縄・憲法の現場から』
「さようなら原発」の運動、「戦争をさせない一〇〇〇人委員会」の運動の立ち上げにわたしは関わり、運動をつづけている。その運動を拡大するために、ここに収録した文章を書き、発言してきた。文章の力はさほどのものではないかもしれない。それでも、集会をひらき、パレードに参加し、文章を書きつなぎながら、まだまだ歩いている。(著者あとがきより)
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四六判/384頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-201-7 C1095 |
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日本・韓国・中国 国際同人誌
「モンスーン」(MONSOON)
かつて三ヶ国は不幸な歴史を歩んだが、その時の死者たちを忘れることなく、私たちは韓国・中国の同人たちと深い詩的なコミュニケーションをしたいと望んでいる。
(鈴木比佐雄〈創刊の辞〉より)
(鈴木比佐雄〈創刊の辞〉より)
A5判/並製本/96頁 ISBN978-4-86435-204-8 C1092 ¥1000E |
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島田利夫
『島田利夫詩集』
一人ののぞみを 五人のランプに/灯しながら/兄弟でもない 五人のランプに/灯しながら/おののきやまぬささやきに充ち―(中略)/泉の底に めぐり流れる/地下水のように/われらは持つ そのささやきを/そのうずき そのどよもし/そのたかなり(詩「われらの街はささやきに充ち」より)
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A5判/並製本/144頁 ISBN978-4-86435-199-7 C1092 ¥2000E |
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尹東柱詩集
『空と風と星と詩』
坂口健太郎、イ・セヨンW主演ドラマ「愛のあとにくるもの」で話題の詩集!
日本に留学、わずか28歳で獄死しながら、清冽な詩群をあふれるように遺していった尹東柱。その詩想に共感、訳した詩集からは、一葉に立つ風にも心を痛め、三度の冬を耐え、草群れのように萌えたつ春を夢見た詩人の魂が蘇る。(詩人 石川逸子 帯文より)
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46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-197-3 C1092 ¥1500E |
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黄英治 小説
『前夜』
ヘイトスピーチに加担してしまう元在日韓国人の青年とヘイトスピーチを無くしたい在日朝鮮人の青年が二つの相反する世界の論理を語りつくす。(帯文より)
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秋野かよ子詩集
『細胞のつぶやき』
まいにち まじめに/細胞のカケラは ばらばら/時間を手放していく//命がけで 底しれず あたたかく/時をつかむ(序詩「生」より)
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エッセイ集
『それぞれの道~33のドラマ~』
女子プロレスラー、看護師、アイドル、俳優、声優、詩人・・・
こんな人生があったんだ。世の中にはこんな人がいる。さまざまな境遇や職業、出会いと別れ。悩んだり、つらかったり、それでも人は生きている。どん底や絶望を味わった人はひと味違うし、ささやかな中にもドラマがある。貴重な体験満載。人の生き方がのぞける切実なエッセイ集。(帯文より)
こんな人生があったんだ。世の中にはこんな人がいる。さまざまな境遇や職業、出会いと別れ。悩んだり、つらかったり、それでも人は生きている。どん底や絶望を味わった人はひと味違うし、ささやかな中にもドラマがある。貴重な体験満載。人の生き方がのぞける切実なエッセイ集。(帯文より)
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A5判/240頁/並製本 ISBN978-4-86435-195-9 C1095 ¥1500E |
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井上摩耶詩集
『闇の炎』
1976年生まれの作者は、時代の激動と個人的背景の中で、複雑な経験を重ねてきたようだ。第三詩集にあたる本作は、わかりやすい言葉でありながらいよいよ詩の深みに入って、屈折感の中にも伸びやかな生の声を響かせている。生活情景の中の現代女性のひとつの心のかたちが、いまを生きる人びとに切実に伝わることだろう。(佐相憲一栞解説文より)
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A5版/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-193-5 C1092 ¥2000E |
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佐藤勝太詩集
『ことばの影』
佐藤勝太さんの詩の言葉は、虚飾を排し自己の内面を見詰めて、等身大で語り続けようとする誠実さに貫かれている。その姿勢は他者や事物との一期一会に佇みながら、その時にしか感じられない切実な思いが記されている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
46判/192頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-189-8 C1092 |
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江口 節 詩集
『果樹園まで』
言葉にすればやせ細るばかりの/指先ほどの実がばらばら落ちる/人の森を遠く来て/果樹園まで/路肩をくずしながら走っている(詩「柚子」より)
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神原良詩集
『ある兄妹へのレクイエム』
神原良は「兄妹」の死に関わる「鎮魂詩」を主題にして書き続けてきた。そのような独特な「兄妹」の魂の響き渡る場所は、例えばトラークルや宮沢賢治などの優れた詩人の詩篇の根底に潜在していたが、これほど露わにされて一冊の詩集にまとめられたことはなかったのではないか。(鈴木比佐雄解説文より)
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中道侶陽詩集
『綺羅』
ここから出して//未熟な産声 翼はどよめく/母屋を離れたのはいつのことなのか//そう欲した//行方も知らない手足は/生きるために心臓を繫いだ//恍惚の笑みにも卑屈な盗人にも等しく天使の祝福を//休息を迎えた戦士の傷口から滲み出る朱色の真に//綺羅 灯る(「呼吸」より)
四六判/112頁/上製本 ISBN978-4-86435-187-4 C1092 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
矢城道子エッセイ集
『春に生まれたような』
生まれて初めて投稿した文が、朝日新聞「声」の欄に掲載されたのは、結婚した翌年、平成元年春のことでした。長男を身ごもりながら、小さな部屋の小さなテーブルで、何気なく書いた文を、たくさんの人たちが読んでくれているのだと思うと、言い知れぬ喜びで満たされました。(著者あとがきより)
四六判/224頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-185-0 C1095 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
原爆地獄
『原爆地獄 The Atomic Bomb Inferno ―ヒロシマ 生き証人の語り描く一人ひとりの生と死』日英版
広島原爆をテーマにした本書には、20世紀最大の悲劇である過酷な体験が被爆者自らによって刻まれている。この本を最後まで通読・通観することは、被爆直後の広島に入り込み、原爆雲の下の人びとがどのような運命を辿ったかを目撃することになる。 ―鈴木比佐雄(詩人・評論家)解説文より
B5判(横長)/ソフトカバー /256頁(うちカラー128頁)/ISBN978-4-86435-191-1 C1095 |
定価:2,160円(税込) |