コールサックシリーズ

書籍一覧 新刊

櫻井利子遺句集
『手は翼』
 天の川櫓臍(ろべそ)きしませ亡父(ちち)がゐる
遺句集『手は翼』の上梓は素晴らしいことです。
きっと浄土から俳句を送ってくるかも知れませんね。
櫻井利子さんどうぞ安らかにお眠りください。
(滝口照影:南総俳句会主宰 序より)

四六判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-633-6 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
櫻井利子遺句集『手は翼』

発売:2024年11月15日

坂本梧朗
『見果てぬ夢―堺利彦伝 』
坂本梧朗氏は堺利彦の言う「恐喝的軍備拡張と詐欺的外交政略との外なき今日」とは、120年後の地球規模での経済格差や人種・男女差別が蔓延し、AI兵器で領土も民衆も破壊し合う21世紀でも同じことが言えると考えている。そして利彦のような家族や人間を大切にする社会主義を役立て、それを日本に応用しようした思想・実践家たちの足跡を現代に問い掛けている。  (鈴木比佐雄 解説文より)
四六判/512頁/上製本 ISBN978-4-86435-632-9 C0093
定価:2,200円(税込)
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坂本梧朗『見果てぬ夢』

発売:2024年11月12日

古道正夫詩集
『S村点描』
最後まで読み終えると、果たして「S村とは何であるのか」という問いが湧き上がってくる。もしかしたら「S村」とは、私たちの住む地方の市・町・村であり、実はこの国の近未来であり、何度破壊されても立ち直っていく底知れぬ力を秘めた民衆たちがいる村なのかも知れないと考えさせられるのだ。すると連作散文詩「S村点描」とは現代の予言の書であると言えるだろう。 (鈴木比佐雄 解説文より)
A5判/152頁/上製本 ISBN978-4-86435-634-3 C0092
定価:2,200円(税込)
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古道正夫詩集『S村点描』

発売:2024年10月25日

脱原発社会をめざす文学者の会編
『原発よ、安らかに眠り給え』
日本に徘徊しているのは、まだ“明るい未来の原子力” を夢見ているゾンビたちの群れであり、彼らには棺を掩って優しく囁いてやらなければならない。“安らかに眠りなさい、過ちはもう(イヤというほど)繰返したのだから” 。(川村 湊 序より)
四六判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-635-0 C0095
定価:1,650円(税込)
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脱原発社会をめざす文学者の会編『原発よ、安らかに眠り給え』

発売:2024年10月22日

藤田博
『藤田博著作集 第二巻 全詩集Ⅱ』
第四詩集『マリー』と第五詩集『リラ 立原道造に寄せて』で、藤田氏がマリー・ローランサンと立原道造に妖精や聖霊を見出して、二人に寄り添いながらこれほどの連作詩集を書き記したことは稀有な試みだった。それほど藤田氏にこの二人の存在から行く手を照らされた畏敬の念があったからに違いない。二人を評価する多くの人びとにもこの試みを読んで欲しいと願っている。
(鈴木比佐雄 解説文より)
A5判/496頁/上製本 ISBN978-4-86435-550-6 C0392
定価:3,300円(税込)
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藤田博『藤田博著作集 第二巻 全詩集Ⅱ』

発売:2024年10月4日

岩上和道
『銀鼠髪のオデュッセウス』
最終連は丸も点もない一切息つぎのできない「意識の流れ」、「内的独白」で終わるのだった。この最後の場面からまた新たな物語が読者の中に生まれる予感を残して筆がおかれた。ホメロス、ジョイス、そして岩上氏に新たに構想された「オデュッセウス」(ユリシーズ)はきっと誰かによって書き継がれていく永遠の物語なのだろう。(鈴木比佐雄「解説」より)
四六判/288頁/上製本 ISBN978-4-86435-630-5 C0093
定価:2,200円(税込)
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岩上和道『銀鼠髪のオデュッセウス』

発売:2024年10月3日

趙南哲
『韓ドラの素晴らしき世界』
現代劇ドラマを中心にして、私が感動し、素晴らしいと思った韓ドラ作品を紹介し、その作品が提起する社会問題や、人生の生き方を解説していこうと思う。
(「プロローグ」より)
四六判/264頁/並製本 ISBN978-4-86435-628-2 C0074
定価:2,200円(税込)
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趙南哲『韓ドラの素晴らしき世界』

発売:2024年9月24日

風守詩集
『希望の詩魂』
風守氏の『希望の詩魂』とは、この世界の過去・現在の多様な問題点を自ら考えようとする詩作的言語の試みであり、「知らない罪」を克服し他者と共に未来を創り出そうとする努力が希望なのであろう。異なる他者の中にも自ら同じような本質的で想像力に満ちた「白い文字」が存在することに気付き、それを共有するために詩作が続けられている。そんな本来的な対話を促す「白い文字」の試みを読み取って欲しい。 (鈴木比佐雄 解説文より)
A5判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-631-2 C0092
定価:1,870円(税込)
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風守詩集『希望の詩魂』

発売:2024年9月24日

熊谷直樹
『妖怪絵巻~化け猫日記』
\さあ さあ/
寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
塗り壁に あずき洗いに 子泣きじじい…
おもしろ妖怪 大集合だよ!(帯文より)
A5判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-623-7 C0092
定価:1,650円(税込)
詳細はこちら
熊谷直樹『妖怪絵巻~化け猫日記』

発売:2024年9月5日

勝嶋啓太
『妖怪絵巻~でも くよくよしててもしょうがないから』
\さあ さあ/
寄ってらっしゃい 見てらっしゃい
アマビエに 座敷童子に トイレの花子さん…
おもしろ妖怪 大集合だよ!(帯文より)
A5判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-624-4 C0092
定価:1,650円(税込)
詳細はこちら
勝嶋啓太『妖怪絵巻~でも くよくよしててもしょうがないから』

発売:2024年9月5日

熊谷ユリヤ詩集
『地球上に遍在するガザ・ウクライナ』
熊谷ユリヤ氏は本詩集によって、ガザ・ウクライナの痛みは私たちの痛みではないか、と私たちに激しく問いかけているように思えてくる。(鈴木比佐雄:帯文より)
A5判/136頁/上製本 ISBN978-4-86435-627-5 C0092
定価:2,200円(税込)
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熊谷ユリヤ詩集『地球上に遍在するガザ・ウクライナ』

発売:2024年8月9日

アンソロジー
『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集 ―報復の連鎖からカントの「永遠平和」、賢治の「ほんとうの幸福」へ(日本語版)
原民喜「水ヲ下サイ/アア 水ヲ下サイ/ノマシテ下サイ」
永井隆短歌「新しき朝の光のさしそむる荒野に響け長崎の鐘」
西東三鬼俳句「広島や卵食ふ時口ひらく」
269 名の詩人・歌人・俳人が世界に贈る希望の書
(帯文より)
A5判/384頁/並製本 ISBN978-4-86435-656-8 C0092
定価:2,200円(税込)
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アンソロジー『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集 ―報復の連鎖からカントの「永遠平和」、賢治の「ほんとうの幸福」へ(日本語版)』

発売:2024年8月2日

方良里詩集
『レモングラス』
今回の詩集では方良里氏の内面の深層から魂の在りかとは何かという根源的な問いや、不条理な戦禍が絶えない世界の中で生きることの意味への問いが根底に存在している。そのような地球環境の中でも草花と花言葉で親しく対話し、存在者を勇気づける音楽や舞踏などのアートの世界と交感し、詩歌を生み出していく希望の在りかが率直に語られている。
(鈴木比佐雄:帯文より)
A5判/120頁/上製本 ISBN978-4-86435-625-1 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
方良里詩集『レモングラス』

発売:2024年7月29日

村上喜代子
『大野林火論―抒情とヒューマニズム』
詩を愛した少年時代から俳句に導かれ臼田亞浪に師事。
亞浪に「思うように句作せよ」と励まされ、高浜虚子を学び、広く俳壇を知り見識を養い、俳壇のリーダーとなった林火。
家庭の不幸に見舞われ、俳句によって救われたとの思いから病者や不運な人を俳句によって救おうとしたヒューマニストでもあった。

四六判/288頁/上製本 ISBN978-4-86435-622-0 C0095
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
村上喜代子『大野林火論―抒情とヒューマニズム』

発売:2024年7月22日

鈴木美江子句集
『山あげの街』
山あげの街水清し山清し
鈴木美江子さんの句集の読者は
新しい季語「山あげ」の誕生に
立ち会うことになるだろう。
(長谷川 櫂:帯文より)

四六判/168頁/上製本 ISBN978-4-86435-621-3 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
鈴木美江子句集『山あげの街』

発売:2024年7月9日

董振華 聞き手・編著
『語りたい龍太 伝えたい龍太—20人の証言』
失われた「龍太的なもの」
それを探る20人の証言。
(長谷川櫂:帯文より)

解説:鈴木比佐雄
A5判/496頁/上製本 ISBN978-4-86435-615-2 C0095
定価:2,750円(税込)
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董振華 聞き手・編著『語りたい龍太 伝えたい龍太—20人の証言』

発売:2024年7月5日

小島まち子
『白い闇—ひと夏の家族』
主人公洋子は米国に戻る前に母の病室に泊った際に、《夜更けの病院で育と手を携え、一緒に川を渡って「あちら」へ行ってもいい》と願ったことを想起した。それ故に母は「私が戻る前に一人で逝ったんでしょ」と自らに納得させている。小島まち子氏は生と死の混じり合った境界を「白い闇」とイメージして、人びとが様々な困難な情況を生きる際に、「白い闇」を見つめるだけでなく、そのただ中で精一杯生き抜くことの意味を私たちに伝えてくれている。(鈴木比佐雄:帯文より)

解説:鈴木比佐雄
四六判/144頁/上製本 ISBN978-4-86435-620-6 C0093
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
小島まち子『白い闇—ひと夏の家族』

発売:2024年7月5日

酒井力詩集
『黒曜の瞳』
酒井力氏の「小さな村」は、実は酒井氏だけのものではなく、多くの他者の中にもある「未来につなぐ/かすかな希望」であるだろう。その「今は何もない山里の/小さな村」に宿している本来的な時空間の在りかを、「黒曜の瞳」を手掛かりに多くの人びとと共有したいがために、酒井氏はこの詩集をまとめたのだろう。(鈴木比佐雄:帯文より)

解説:鈴木比佐雄
A5判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-617-6 C0092
定価:2,200円(税込)
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酒井力詩集『黒曜の瞳』

発売:2024年6月10日

与那覇恵子詩集
『沖縄の空』
与那覇恵子氏の中国・台湾・沖縄周辺の戦争前夜のような危機意識から発せられた詩篇には、現在の様々な困難な情況を見すえて、それでも言葉の逆説的なレトリックも駆使しながら、他者との言葉の「ギャップを見すえて」決して希望を失わない知恵が宿っている。沖縄を含めた多様な土地の文化や歴史を畏敬する多くの人びとに、この『沖縄の空』が読まれることを願っている。(鈴木比佐雄:帯文より)

解説:鈴木比佐雄
A5判/168頁/並製本 ISBN978-4-86435-619-0 C0092
定価:1,760円(税込)
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与那覇恵子詩集『沖縄の空』

発売:2024年6月10日

おおしろ建句集
『俺の帆よ』
おおしろ建氏の俳句の第一の特長は、眼前の現実からイメージを飛翔させ、作者独自の心象風景として深め、言葉の芸術として力強く再構築してゆくところだ。
(鈴木光影:帯文より)

解説:鈴木光影
四六判/184頁/上製本 ISBN978-4-86435-616-9 C0092
定価:2,200円(税込)
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おおしろ建句集『俺の帆よ』

発売:2024年6月10日

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コールサック最新号

「コールサック」(石炭袋)119号

「コールサック」(石炭袋)119号 2024年9月1日

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