コールサックシリーズ

書籍一覧 新刊

若松丈太郎英日詩集  翻訳:与那覇恵子/郡山直 監修:メーガン・クックルマン
『かなしみの土地 Land of Sorrow』
神隠しの街は地上にいっそうふえるにちがいない
私たちの神隠しはきょうかもしれない
うしろで子どもの声がした気がする
ふりむいてもだれもいない
なにかが背筋をぞくっと襲う
広場にひとり立ちつくす
―「かなしみの土地 6 神隠しされた街」より

I’m sure more cities will disappear from the earth.
Today may be the day that we disappear.
I think I hear a child’s call.
Turning, I see nobody behind me.
A chill runs down my spine.
Alone, I’m just standing still here in the plaza.
― “Land of Sorrow 6. The Town that Disappeared”

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A5判/224頁/並製本 ISBN978-4-86435-564-3 C0092
定価:2,200円(税込)
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若松丈太郎英日詩集『かなしみの土地 Land of Sorrow』

発売:2023年4月1日

髙田正子
『日々季語日和』
春眠、新茶、良夜、七草。俳句と生きる人生の何と豊かなことか。
(長谷川 櫂)

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四六判/216頁/上製本 ISBN978-4-86435-558-2 C0095
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
髙田正子『日々季語日和』

発売:2023年3月22日

秋野沙夜子
『母の小言』
秋野沙夜子氏にとっての「小言」とは、歴史・伝統から学ぶ言葉の再発見であり、現代の風潮に流されない自己の感性や直観を信じ、しなやかに本来的なものを探求する批評精神でもある。
 (鈴木比佐雄・解説文より)

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解説 鈴木比佐雄
四六判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-561-2 C0095
定価:1,650円(税込)
詳細はこちら
秋野沙夜子『母の小言』

発売:2023年3月22日

髙橋宗司詩集
『芭蕉の背中』
「芭蕉の背中」を追って東日本大震災後の松島、石巻にまで来てみて、山形の山寺に登り、「雲の峰幾つ崩れて月の山」と月山を眺め、髙橋氏は現代の「おくのほそ道」を体感することで、自らの魂の在りかと重ねて詩に記そうと試みた。その試みには芭蕉の精神を現代に真に生かそうとする果敢な精神の在りかを感じることができる。
(鈴木比佐雄・解説文より)

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解説 鈴木比佐雄
A5判/160頁/上製本 ISBN978-4-86435-566-7 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
髙橋宗司詩集『芭蕉の背中』

発売:2023年3月22日

松本高直詩集
『クラインの壺』
松本高直氏は未知なる世界を未知なる言葉に転換し、あたかも世界の愉悦と苦悩の両面を同時に感受する。その持続する意識の流れとその意識が切断され飛躍し変容し続けても、そんな純粋意識を根源的な時間へと統合していく。そして誰も見たことのない人類の精神史を宿した思想詩で豊かな抒情を秘めた詩集を生み出そうと試みているのだろう。
(鈴木比佐雄「解説文」より)

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解説 鈴木比佐雄
A5判/160頁/上製本 ISBN978-4-86435-560-5 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
松本高直詩集『クラインの壺』

発売:2023年3月10日

藤岡値衣句集
『冬の光』
冬薔薇風に吹かれつつ生きる
冬の薔薇に自身のあり方をしずかに重ねて詠みあげた一句。
この花の色は真紅なのではないでしょうか。藤岡値衣という女性俳人にずっと共感を抱いてまいりました私ですが、この句に出合ってその想いをあらたに致しました。
(黒田杏子 序より)

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序文 黒田杏子
四六判/200頁/上製本 ISBN978-4-86435-556-8 C0092
定価:2,200円(税込)
詳細はこちら
藤岡値衣句集『冬の光』

発売:2023年3月1日

董振華
『兜太を語る ―海程15人と共に』
金子兜太は戦後俳句のブルドーザーである。兜太により日本の風景は一新した。
――そんな修羅の現場を、同行(どうぎょう)した15人が懐かしく語る。
(筑紫磐井)

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跋文 安西 篤
A5判/352頁/上製本 ISBN978-4-86435-557-5 C0095
定価:2,200円(税込)
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董振華 兜太を語る ―海程15人と共に

発売:2023年1月27日

飯田マユミ句集
『沈黙の函』
バスといふ沈黙の函秋しぐれ
句集名の『沈黙の函』は最終章の句に用いられた言葉だが、同句の前書「原爆ドームを去り」が単なる沈黙でないことを示しており、この句集を一つに凝縮する題としても相応しい。
(序・橋本榮治:「枻」代表)

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序:橋本榮治
四六判/192頁/上製本 ISBN978-4-86435-555-1 C0092
定価:2,200円(税込)
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飯田マユミ句集 沈黙の函

発売:2023年1月25日

桐谷征一
『宮沢賢治と文字マンダラの世界―心象スケッチを絵解きする 増補改訂版』
「雨ニモマケズ」とそこにおける大曼荼羅の記載は、日蓮聖人の法華信仰を受領し、その世界に身命を委ねることの悦びを表現したものであると見ることができる。そこに宮沢賢治が体得し実現した「観心の世界」(一念三千の大曼荼羅世界)があるように思われるのである。(日蓮宗勧学院長 庵谷 行亨・増補改訂版 解説文より)

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解説:庵谷 行亨
A5判/448頁/上製本 ISBN978-4-86435-554-4 C1095
定価:2,750円(税込)
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桐谷征一 宮沢賢治と文字マンダラの世界 増補改訂版

発売:2022年1月17日

今林直樹
『沖縄の地域文化を訪ねる ―波照間島から伊是名島まで』
沖縄の方々が私に示してくれた温かな心遣い。それらは忘れることのできない大切な記憶として私の中に残っている。そして、そこには人に対する沖縄の人々の深く温かい愛情が表れているのではないだろうか。そうした、人に対する沖縄の人々の温かい眼差しの謎を解きたくて、そしてその温かさに触れたくて、何度も沖縄を訪れる羽目になってしまい、今日まできている。(――本文「ちむくぐる」より)

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四六判/352頁/並製本 ISBN978-4-86435-547-6 C0095
定価:2,200円(税込)
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今林直樹 沖縄の地域文化を訪ねる

発売:2022年12月22日

神谷毅詩集
『焰の大地』
神谷毅氏は青空を讃美し、沖縄の美しい海に潜り「魚と戯れる」のだ。つまり自然の恵みの野菜を育てて残波岬下で魚を釣り、それらを調理してお弁当を辺野古に坐り込む人びとに届けるのだ。そして坐り込む人びとの「巨大な暗雲に挑み焰となり大地を抱く/人間の尊厳と誇りの為に焰となり」うるエネルギーを補給しようと、神谷氏は実践し、沖縄の人びとの自然観の宿る「風根(かじぬにー)」に立ち還り、その魂に耳を澄まして詩作を続けるのだろう。(鈴木比佐雄・解説文より)

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解説:鈴木比佐雄
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-545-2 C0092
定価:1,650円(税込)
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神谷毅詩集 焰の大地

発売:2022年12月12日

董振華 聞き手・編著/黒田杏子 監修
『語りたい兜太 伝えたい兜太 ― 13人の証言』
我々の俳句は、これからも、なんどでもこの人から出発するだろう。「十三人の詩客」がそれぞれに見た永遠の、可能性としての、兜太――。李杜の国からやってきた朋が、これらの胸騒がせる言葉をひきだした。(帯文:高山れおな)

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A5判/368頁/上製本 ISBN978-4-86435-548-3 C0095
定価:2,750円(税込)
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董振華 聞き手・編著/黒田杏子 監修 語りたい兜太 伝えたい兜太 ― 13人の証言

発売:2022年12月8日

大石誠 句集
『奥八女』
大石さんの俳句の根底には、クリスチャンとしての神を信じる心と優しさがあり、「大地の子」としての積極的で前向きな姿勢が感じられる。(序・能村研三:「沖」主宰)

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四六判/224頁/変形並製本 ISBN978-4-86435-542-1 C0092
定価:1,980円(税込)
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大石誠 句集 奥八女

発売:2022年12月28日

大畑善昭 句集
『寒星』
善昭さんの俳句は、北国・岩手の地に暮らす生活者の匂いに満ちている。草を刈り、雪を搔き、経を上げる日々の地上から仰ぐ寒星は、遥々として、どこか温かい。(鈴木光影)

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四六判/224頁/上製本 ISBN978-4-86435-541-4 C0092
定価:2,200円(税込)
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大畑善昭 句集 寒星

発売:2022年11月26日

赤城弘
『再起―自由民権・加波山事件志士原利八』
赤城弘氏は今まで過小評価されてきた原利八に注目し、旧士族や名主・肝煎出身ではなく、豊かではない農民出身者で妻子もありながら加波山事件に関わり、最後まで再起することの志を捨てなかった粘り強い人物像を史料から読み取っていく。そして会津・喜多方から出立し蜂起が失敗に終わり、再起を図るべく栃木、会津、喜多方、米沢、新潟、富山、金沢、逮捕された福井などの自由民権活動家たちを訪ねて、加波山事件の真相を伝えていく姿を記そうと志した。 (鈴木比佐雄・解説より)

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解説:鈴木比佐雄
四六判/272頁/上製本 ISBN978-4-86435-543-8 C0095
定価:1,980円(税込)
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赤城弘 再起―自由民権・加波山事件志士原利八

発売:2022年11月7日

永山絹枝
『児童詩教育者 詩人 江口季好―近藤益雄の障がい児教育を継承し感動の教育を実践』
永山絹枝氏は、近藤益雄から学んだ江口季好の「詩は生活の現実を見つめ、世の中の矛盾を書き込んでいくもの」という信念と「障がい児教育」や「児童詩教育」の根幹に据えた実践活動を、自らを含めた三代目に残し継承すべきだと考えて本書を執筆された。 (鈴木比佐雄・解説文より)

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解説:鈴木比佐雄
四六判/296頁/上製本 ISBN978-4-86435-540-7 C0095
定価:2,200円(税込)
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永山絹枝 児童詩教育者 詩人 江口季好―近藤益雄の障がい児教育を継承し感動の教育を実践

発売:2022年11月4日

高柴三聞
『ガジュマルの木から降って来た』
高柴三聞氏の多様な表現力には、沖縄の自然と暮らしの細部から沖縄人(ウチナーンチュ)の精神世界に引き込んでいく、不可思議な魅力がしなやかに文体に一貫して感じとれる。それはどこか口誦文学のような語り口であり各篇は一つの物語でありながら重層的に積み重なり、それらは沖縄という大きな物語を生み出していく可能性に満ちている。鈴木比佐雄・解説文より)

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解説:鈴木比佐雄
A5判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-536-0 C0092
定価:1,650円(税込)
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高柴三聞 ガジュマルの木から降って来た

発売:2022年10月6日

小島まち子
『懸け橋 ―桜と花水木から日米友好は始まった』
小島氏は暮らしたニューポートニューズ市やその周辺に大切に残されている桜並木や歴史的なメモリアルを通して、日米の「懸け橋」になった人物たちに強い関心を抱いていく。そして両国の友好を純粋に願い、「懸け橋」になった人物たちに光を当てて、小島氏から見たその「懸け橋」の歴史を書き記そうと試みている。(鈴木比佐雄・解説文より)

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解説:鈴木比佐雄
四六判/192頁/上製本 ISBN978-4-86435-529-2 C0095
定価:1,980円(税込)
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小島まち子 懸け橋 ―桜と花水木から日米友好は始まった

発売:2022年9月29日

アンソロジー
『闘病・介護・看取り・再生詩歌集―パンデミック時代の記憶を伝える』
「病や死―パンデミックの闇に希望のあかりを灯す」241名の詩・短歌・俳句。宮沢賢治・斎藤茂吉・正岡子規…日本の名詩歌から、谷川俊太郎・馬場あき子・黒田杏子などコロナ禍を生きる現代の詩人・歌人・俳人まで。

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解説:鈴木比佐雄
A5判/360頁/並製本 ISBN978-4-86435-539-1 C0092
定価:1,980円(税込)
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アンソロジー 闘病・介護・看取り・再生詩歌集―パンデミック時代の記憶を伝える

発売:2022年9月29日

飯田秀實 随筆・写真集
『山廬の四季 ―蛇笏・龍太・秀實の飯田家三代の暮らしと俳句』
私は私の生きているうちに何とかこの本が世に出る。それが悲願でした。<中略>こののち、人間の夢と努力と希望のぎっしりと詰まった『山廬の四季』が俳句を愛する人々の手に一冊でも多く渡り、拡がってゆく事を信じ祈ってやみません。 (黒田杏子 跋 「山廬と私」より)

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B5判/64頁/並製本 ISBN978-4-86435-533-9 C0072
定価:1,980円(税込)
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飯田秀實 随筆・写真集 山廬の四季 ―蛇笏・龍太・秀實の飯田家三代の暮らしと俳句

発売:2022年9月1日

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「コールサック」(石炭袋)121号

「コールサック」(石炭袋)121号 2025年3月1日

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