悠木一政詩集
『吉祥寺から』
悠木一政さんの詩を読んでいると、人間が最も大切にすべきとは何なのかを、静かに問いかけられてくる。その問いかけられるものは、私たちの傍にいて確かに存在する声を発していたのだが、日常の雑音で気付かなかっただけだ。けれども確かにかつても今もこちらが注意すればたちどころに現れてくる、身近な命の根源の存在なのだろう。(鈴木比佐雄 解説文より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-205-5 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2015年7月15日
【目次】
第一章 組詩 吉祥寺
転居希望
六月の空
骨を折る
中道通
井の頭公園 1
井の頭公園 2
五日市街道
ハモニカ横丁のブルース
猫じゃらしを探して
四軒寺物語
保存樹木0993号
女子大通り
第二章 北から・北へ
西日のなかで
北から・北へ
言うな
歩く日々
相馬の空
春暁・一九四五
八月十四日の蜆
夕景 画家Kさんを偲ぶ
父の盛岡
春の雪、どんどん
絶望同盟
あとがき
初出一覧
写真説明