前田新詩集
『無告の人』
前田さんの言説と行為は一致していて、粘り強い思索と実践的な農作業から骨のある詩篇を生み出している。「直耕」することが地域のそこで暮らす人びとのコミュニティを豊かに育て、賢治の追求した皆の「ほんとうの幸福」につながる可能性を切り拓いている。(帯文より)
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*装画 三橋節子 「三井の晩鐘」 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-218-5 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2015年9月28日
【目次】
Ⅰ 無告の人
祖母の頼み
母のいのち
死に近き母
無告の人
冬の星座
母の東京見物
「三井の晩鐘」
Ⅱ あしたばの人
詩について
言葉について 1
言葉について 2
言葉について 3
言葉について 4
存在の言語化
あしたばの人―追悼
Ⅲ 死者たちの言葉
死者たちの言葉
ある日
祝祭 1
盆どの
馬鹿な過ち
観念論者の男
支配の論理
Ⅳ ふるさと考
ふるさと考
サトゥルヌス
情報操作
呪われた女の伝説
死神の白い城
負の遺産
福島の「夜と霧」Ⅰ・Ⅱ
リクビダートル
風評
Ⅴ 優しい目
優しい目
ベンセレ・モスの歌
深い河
死に方
招待状―孫娘へ
解説 鈴木比佐雄
あとがき
略歴