「広島・長崎を最初で最後にしなくてはならない。そんな思いが『一八一人集』にこもる。年内には英語版も出るという。被爆国の詩人の深い言葉が、世界に響けばいい。」朝日新聞(天声人語)2007年8月7日
A5サイズ 304頁 ソフトカバー |
定価:2,160円(税込) |
雨音のひめるリズムに
無意識のうちにもちつづける涅槃の音を聴こう
熟したみずからの季節の雨を放射し
てんねんの滅する匂いをうむ晩秋雨に
(詩「晩秋雨」より)
栞解説文:朝倉宏哉、鈴木比佐雄 |
A5判/200頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
どんな歩き方にも/それぞれのPhilosophyがあって/それなりに刻印に励んでいる/だから抱きしめる/足先の落葉にも敬意は有る/そして/砂まみれの魂が在る
(詩「魂の場所」より)
栞解説文:長津功三良・鈴木比佐雄 |
A5判/192頁/ソフトカバー |
定価:2,160円(税込) |
第八回中四国詩人賞受賞!
其処にある岩のはざまの/一粒の真珠母貝の/望郷の涙の一滴が/熊笹の葉先からぽつんと零れ/四万十のみなもとになった
(詩「誕生」より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/168頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
父はどこに記憶をしまっていたのだろう/淀みなく正確に/日時まで入れて淡々と語り/私はそれを書き取っていく
(詩「白い記憶」より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/128頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
農薬づけの「コシヒカリがこわい」と
赤米・黒米を栽培する著者が米作りの病巣を抉り
二億年のイネと人間の悠久の歴史を辿りながら
現代人の在るべき食文化を指し示す「新・叙事詩」
(帯文より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/168頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
深い思索の円周のなかに、
短・深・鋭の世界が展開されている名詩編。
山本泰生の円熟さに、瞠目するばかりだ。
―山本十四尾(帯文より)
栞解説:鈴木比佐雄 |
A5判/144頁/上製本 |
定価:2,200円(税込) |
壷阪輝代の文目は醇乎で、
読後の余清と人生の聞香までを、
読者に与えてくれる
ー山本十四尾(帯文より)
帯文:山本十四尾 |
A5判/160頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
宮田登美子は「夢の言語化を夢見る詩人」だ。
その徹底した詩法の試みは
私達の想像力を刺激してやまない。
(帯文より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/96頁/上製本 |
定価:2,160円(税込) |
自由の涙」はホントに涙なしには読めない。
自由というのは今日、世界ぢゅう涙なくして得られるものか
白石かずこ(帯文より)
栞解説文:白石かずこ、相沢史郎、陳千武、鈴木比佐雄 翻訳:飯島武太郎、志賀喜美子 |
A5判/368頁/ソフトカバー |
定価:2,100円(税込) |
ついに 原子バクダンがさくれつしたのだ───
川の水で しじゅう冷していなければならないほど
多量の熱が 発生していた
人間が 近よれば
すぐ死んでしまうほど
多量の放射線が 発生していた湯川 秀樹(帯文より)
解説文:石川 逸子、長谷川龍生、鈴木比佐雄 |
A5サイズ、304頁、ソフトカバー |
定価:2,160円(税込) |
佇ちつくす夜闇の底にも花びらは振りつづけ
やがてこの身も書き散らした言の葉もろ共
幾ひらかの花びらになり果てるだろう
冷たい虚空のはりつめるなかで
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/128頁 /上製本 |
定価:2,160円(税込) |
現代の学校が抱える暗闇に鋭く切り込みながら、
作者の視線はあくまでも、
人間への根源的な愛に満ちている
芥川賞受賞作家 小川洋子(帯文より)
解説:青木多寿子 |
A5判/208頁/ソフトカバー |
定価:1,620円(税込) |
ひとはひとの吐く精神の世界だけに生きていけるものではない。ひとはそこにもっとのびのびとした自然の世界を求める。安らぎ、囁き、自己解放の自性というものを求めて。
解説文:芳賀章内、池山吉彬、鈴木比佐雄 |
A5サイズ、上下2段組、450頁 |
定価:2,160円(税込) |
うおずみ千尋は緑内障から失明に至った。
以来、心耳・心眼・心性をもって、言語を紡いできた。
その世界は澄々とし清々とし端正である。
心根からのおもいは、やさしく、
ぬくもりのある声となって私たちを魅了している。
山本十四尾(帯文より)
栞解説文:鈴木比佐雄 |
B5変形判/98頁/フランス装 |
定価:2,160円(税込) |
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/104頁/ソフトカバー |
定価:2,160円(税込) |
栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/104頁/ソフトカバー |
定価:2,100円(税込) |