書籍一覧 新刊
アンソロジー
『日本国憲法の理念を語り継ぐ詩歌集』
「序文に代えて」を寄せてくれた色川大吉氏は「くに」を強引に「国家」に集約させる国家主義を「邪悪な意図」と指摘する。そんな個人の尊厳や自由や生命を二度と喪失させないために、歌人・俳人・詩人たちはどんな作品を書いているか。平和憲法の理念を語り継ぐ二二三名の作品を読んで頂きたい。(鈴木比佐雄 解説文より)
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編集者:佐相憲一/鈴木比佐雄 |
A5判/320頁/並製本 ISBN978-4-86435-291-8 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
森三紗評論集
『宮沢賢治と森荘已池の絆』
父は賢治との十年にわたる交友の証である書簡二十一通はことにも大切にしていた。幸いなことに、戦火に会うことも免れて貴重な文化的遺産として、父が生命の次に大切だという賢治からの書簡を目にする機会にも恵まれたのだ。(あとがきより)
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46判/320頁/上製本 ISBN978-4-86435-292-5 C1092 |
定価:1,980円(税込) |
八重洋一郎詩集
『日毒』
八重洋一郎さんの数多くの詩集や詩論集は、最南端の琉球諸島・石垣島から届けられてきた。それらを読むたびに、八重さんの肉体を切り裂いた鮮血のような衝撃が、目の前に広がってきた。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/112頁/並製本 ISBN978-4-86435-288-8 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
小野田陽子文集
『福島双葉町の小学校と家族』
一時帰宅したとき、人のいない薄汚れたゴーストタウンに、きれいな色の花が咲いていました。一時帰宅するたび、なぜここにいられないのかと、無性に悲しくなります。そんなとき、道ばたの花を見ると癒やされます。いつかまた、双葉の家のように、1年中、花の咲く庭に囲まれて暮らすのが、今の夢です。(本文「警戒区域に咲く花」より)
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序文:二階堂晃子/跋文:佐相憲一 |
46判/304頁/並製本 ISBN978-4-86435-286-4 C1095 |
定価:1,650円(税込) |
コールサック詩文庫17
『青木善保詩選集一四〇篇』
山人は うなずいて つぶやく/大気が 変わる/海が 変わる/山が 動く/人が 動く/風は しずかに/天の頂へ帰っていく(詩「風と山人」より)
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花嶋堯春/佐相憲一/鈴木比佐雄 |
46判/232頁/上製本 ISBN978-4-86435-284-0 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
かわいふくみ詩集
『理科室がにおってくる』
解剖され、ピン留めされているのは、他生物や他者と共に、人間であり、自分自身だ。人はそうして生きることの何かと向き合うのだろう。ここに作者の〈詩〉がある。(佐相憲一「栞解説文」より)
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佐相憲一 |
46判/248頁/並製本 ISBN978-4-86435-283-3 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
アンソロジー
『詩人のエッセイ集 ~大切なもの~』
惨たらしいこと、理不尽なこと、悲しいこと、残念なことに満ちている世の中で、垢を落として清める「水垢離」のように、いま一度、命の森を見つめる。心の中の青と赤を包む緑を感じる時、〈詩の心〉が満ちてくる。本当は誰にでもあるそれぞれの、その波音を大切にしたい。(本文より)
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序文:佐相憲一 |
A5判/238頁/並製本 ISBN978-4-86435-285-7 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
キャロリン・メアリー・クリーフェルド日英詩画集
『神様がくれたキス The Divine Kiss』
キャロリン・クリーフェルドは西欧近代の過誤である欲得ずくの合理主義が私たちの現代世界を破滅の深淵にまで導いてゆくことをすでに深く洞察して、私たち自身を根元的な在り様へ立ち返るべく示唆している。世界を対象化し、分割して、人間の支配や所有の欲望の恣にするのではなく、私たち自身をもう一度、〈全一性〉のなかに置き直すことこそが必要なのだと、彼女はこれらの詩篇や画面を通じて語りかけているのだ。(清水茂「序文」より)
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B5判/72頁/並製本 ISBN978-4-86435-277-2 C0071 |
定価:1,980円(税込) |
福司満・秋田白神方言詩集
『友ぁ何処サ行った』
方言詩を書くことは、ニュアンスやイントネーションなどを正確に再現することの困難さを抱え込んだ、新たな詩的言語の挑戦であるという創作行為を語っている。さらに「一時代をその地域で生きてきた人たちの証」である郷土の人びとの言葉を芸術に反映させたいという強い語り部的な使命感を明らかにしている。(鈴木比佐雄「解説」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/176頁/上製本 ISBN978-4-86435-280-2 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
堀田京子詩集
『畦道の詩』
堀田さんの言葉は里山と共にあった農村の暮らしや大地の力によって、街の暮らしで見失っていた本来的なものを気付かせてくれる。その言葉は人間の身体性や生き物の命の尊さなどを甦らせて、切実に生きる姿を目の前に感じさせてくれる。(鈴木比佐雄「解説」より)
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46判/248頁/並製本 ISBN978-4-86435-282-6 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
勝嶋啓太詩集
『今夜はいつもより星が多いみたいだ』
うれしい時は 何色 の紙をちぎるの?/少女は 静かに首を振って/うれしい時は/笑えばいいから/と言った(詩「泣きかた」より)
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-281-9 C1092 |
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下地ヒロユキ詩集
『読みづらい文字』
下地ヒロユキさんは沖縄・宮古島の「モクマオウ」の根元や暗黒の深みなどから、十万光年へと通ずる言葉を汲み上げて、言葉の存在喚起機能を最大限発揮して、神話的イメージを創り続ける言葉の冒険者であるだろう。(鈴木比佐雄「解説」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-275-8 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
森水晶 歌集
『羽』
森水晶さんの短歌には、自己の内面の純粋さを貫いて生きようとする激しい衝動を感じる。人間がこの世に生きることの根本的な罪深さや寂しさを感じ、傷ついた内面の純粋さを象徴する「羽」を再生させて新たに羽ばたいていこうとしている。(鈴木比佐雄「解説」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-279-6 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
福島晶子写真集 with HAIKU
『Family in 鎌倉』
写真家にして俳人、福島晶子の50年間の集大成!代表作「バスタイム」では、赤塚不二夫やたこ八郎など昭和の個性派スター達の貴重な素顔を現代に伝える。写真に取り合わせた俳句の英訳付き。
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詩:白石かずこ |
B5横判/64頁/並製本 ISBN978-4-86435-272-7 C0072 |
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福田淑子 歌集
『ショパンの孤独』
福田さんの短歌は深層に潜む孤独の旋律であるが、孤独を貫いて孤独をつなげて豊かな共同体をイメージしていくような短歌を創造していると私には感じられた。(鈴木比佐雄「解説」より)
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46判/176頁/並製本 ISBN978-4-86435-276-5 C1092 |
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井上摩耶×神月ROI詩画集
『Particulier~国境の先へ~』
摩耶ワールドとロイ・ワールドが交錯する、この世界。孤独と友情。現実と夢。恋愛、家族、平和の声。情景とイメージと心の叫び。願いのかたちが普遍的なところにまで飛翔する、パルティキュリエなひろがりだ。(佐相憲一「跋文」より)
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跋文:佐相憲一 |
B5横判/48頁/上製本 ISBN978-4-86435-273-4 C0071 |
定価:2,200円(税込) |
石川逸子小説
『道昭―三蔵法師から禅を直伝された僧の生涯』
詩人石川逸子が読者を七世紀の日中韓の世界にタイプスリップさせる。
主人公の遣唐使の道昭は、三蔵法師と寝食を共にした愛弟子であり、日本に初めて禅の神髄を伝え日本で初めて火葬を遺言した先進的な僧侶。詩人の想像力は当時の東アジアの情勢と道昭の精神性をしなやかに描く。(帯文より)
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46判/480頁/並製本 ISBN978-4-86435-274-1 C0093 |
定価:1,980円(税込) |
土居龍二小説集
『ポンペイの夾竹桃』
戦前から柏市に暮らす小説家・土居龍二は愛すべき人間、家族、生き物たちを活写し続ける。Ⅰでは孫を命がけで教え諭す祖父の奮闘が書かれ、Ⅱでは動物界に入りその生態を実験的手法で表し、Ⅲでは老年の情感に満ちた性愛と旅立ちを描き出す。(帯文より)
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46判/272頁/並製本 ISBN978-4-86435-271-0 C0093 |
定価:1,650円(税込) |
島村洋二郎詩画集
『無限に悲しく、無限に美しく』
宇佐見英治、矢内原伊作、宗左近などの評論家・詩人たちは親しい友人で洋二郎の青い眼の壮絶な人物画に魅了されてその特徴を書き残している。洋二郎の芸術活動の全貌を収めた詩画集。
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B5判/64頁/並製本 ISBN978-4-86435-267-3 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
林田悠来詩集
『雨模様、晴れ模様』
苦しい実態を扱っていながら悲惨ぶらずに淡々と書いているが、願いに満ちていて、時に正直に嘆く。ほっとする憩いに立ち止まる。実はこうした詩集全体の存在自体が救いなのだった。(佐相憲一「跋文」より)
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跋文:佐相憲一 |
A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-270-3 C1092 |
定価:1,650円(税込) |