書籍一覧 新刊
鎌田慧評論集
『悪政と闘う―原発・沖縄・憲法の現場から』
「さようなら原発」の運動、「戦争をさせない一〇〇〇人委員会」の運動の立ち上げにわたしは関わり、運動をつづけている。その運動を拡大するために、ここに収録した文章を書き、発言してきた。文章の力はさほどのものではないかもしれない。それでも、集会をひらき、パレードに参加し、文章を書きつなぎながら、まだまだ歩いている。(著者あとがきより)
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四六判/384頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-201-7 C1095 |
定価:1,650円(税込) |
日本・韓国・中国 国際同人誌
「モンスーン」(MONSOON)
かつて三ヶ国は不幸な歴史を歩んだが、その時の死者たちを忘れることなく、私たちは韓国・中国の同人たちと深い詩的なコミュニケーションをしたいと望んでいる。
(鈴木比佐雄〈創刊の辞〉より)
(鈴木比佐雄〈創刊の辞〉より)
A5判/並製本/96頁 ISBN978-4-86435-204-8 C1092 ¥1000E |
定価:1,100円(税込) |
島田利夫
『島田利夫詩集』
一人ののぞみを 五人のランプに/灯しながら/兄弟でもない 五人のランプに/灯しながら/おののきやまぬささやきに充ち―(中略)/泉の底に めぐり流れる/地下水のように/われらは持つ そのささやきを/そのうずき そのどよもし/そのたかなり(詩「われらの街はささやきに充ち」より)
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A5判/並製本/144頁 ISBN978-4-86435-199-7 C1092 ¥2000E |
定価:2,160円(税込) |
尹東柱詩集
『空と風と星と詩』
坂口健太郎、イ・セヨンW主演ドラマ「愛のあとにくるもの」で話題の詩集!
日本に留学、わずか28歳で獄死しながら、清冽な詩群をあふれるように遺していった尹東柱。その詩想に共感、訳した詩集からは、一葉に立つ風にも心を痛め、三度の冬を耐え、草群れのように萌えたつ春を夢見た詩人の魂が蘇る。(詩人 石川逸子 帯文より)
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46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-197-3 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
黄英治 小説
『前夜』
ヘイトスピーチに加担してしまう元在日韓国人の青年とヘイトスピーチを無くしたい在日朝鮮人の青年が二つの相反する世界の論理を語りつくす。(帯文より)
46判/352頁/並製本 ISBN978-4-86435-196-6 C0093 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
秋野かよ子詩集
『細胞のつぶやき』
まいにち まじめに/細胞のカケラは ばらばら/時間を手放していく//命がけで 底しれず あたたかく/時をつかむ(序詩「生」より)
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A5判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-203-1 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
エッセイ集
『それぞれの道~33のドラマ~』
女子プロレスラー、看護師、アイドル、俳優、声優、詩人・・・
こんな人生があったんだ。世の中にはこんな人がいる。さまざまな境遇や職業、出会いと別れ。悩んだり、つらかったり、それでも人は生きている。どん底や絶望を味わった人はひと味違うし、ささやかな中にもドラマがある。貴重な体験満載。人の生き方がのぞける切実なエッセイ集。(帯文より)
こんな人生があったんだ。世の中にはこんな人がいる。さまざまな境遇や職業、出会いと別れ。悩んだり、つらかったり、それでも人は生きている。どん底や絶望を味わった人はひと味違うし、ささやかな中にもドラマがある。貴重な体験満載。人の生き方がのぞける切実なエッセイ集。(帯文より)
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編者:秋田宗好・佐相憲一 |
A5判/240頁/並製本 ISBN978-4-86435-195-9 C1095 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
江口 節 詩集
『果樹園まで』
言葉にすればやせ細るばかりの/指先ほどの実がばらばら落ちる/人の森を遠く来て/果樹園まで/路肩をくずしながら走っている(詩「柚子」より)
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A5変形判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-192-8 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
山岡和範詩集
『どくだみ』
戦後70年。歴史の大地に根を張った命のうたが聞こえる。どくだみのように、戦前戦後を生きてきた人の言葉がしみわたる。広島、西東京、福島、日本、世界。真の平和へつながる茎のひろがりを刻む。(帯文より)
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A5版/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-194-2 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
井上摩耶詩集
『闇の炎』
1976年生まれの作者は、時代の激動と個人的背景の中で、複雑な経験を重ねてきたようだ。第三詩集にあたる本作は、わかりやすい言葉でありながらいよいよ詩の深みに入って、屈折感の中にも伸びやかな生の声を響かせている。生活情景の中の現代女性のひとつの心のかたちが、いまを生きる人びとに切実に伝わることだろう。(佐相憲一栞解説文より)
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A5版/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-193-5 C1092 ¥2000E |
定価:2,200円(税込) |
佐藤勝太詩集
『ことばの影』
佐藤勝太さんの詩の言葉は、虚飾を排し自己の内面を見詰めて、等身大で語り続けようとする誠実さに貫かれている。その姿勢は他者や事物との一期一会に佇みながら、その時にしか感じられない切実な思いが記されている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
46判/192頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-189-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
神原良詩集
『ある兄妹へのレクイエム』
神原良は「兄妹」の死に関わる「鎮魂詩」を主題にして書き続けてきた。そのような独特な「兄妹」の魂の響き渡る場所は、例えばトラークルや宮沢賢治などの優れた詩人の詩篇の根底に潜在していたが、これほど露わにされて一冊の詩集にまとめられたことはなかったのではないか。(鈴木比佐雄解説文より)
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A5判/144頁/上製本 ISBN978-4-86435-188-1 C1092 ¥2000E |
定価:2,200円(税込) |
原爆地獄
『原爆地獄 The Atomic Bomb Inferno ―ヒロシマ 生き証人の語り描く一人ひとりの生と死』日英版
広島原爆をテーマにした本書には、20世紀最大の悲劇である過酷な体験が被爆者自らによって刻まれている。この本を最後まで通読・通観することは、被爆直後の広島に入り込み、原爆雲の下の人びとがどのような運命を辿ったかを目撃することになる。 ―鈴木比佐雄(詩人・評論家)解説文より
B5判(横長)/ソフトカバー /256頁(うちカラー128頁)/ISBN978-4-86435-191-1 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
田中作子
『田中作子著作集』
一見、おだやかなまなざしの田中さんの作品は、しかし、凄くて、怖くて、濃くて、厳しい。この多様なまなざしの関係性が、田中さんの作品の特徴であり、美質であると、私はおもう。(池下和彦解説文より)
A5判/528頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-186-7 C1092 ¥5000E |
定価:5,500円(税込) |
矢城道子エッセイ集
『春に生まれたような』
生まれて初めて投稿した文が、朝日新聞「声」の欄に掲載されたのは、結婚した翌年、平成元年春のことでした。長男を身ごもりながら、小さな部屋の小さなテーブルで、何気なく書いた文を、たくさんの人たちが読んでくれているのだと思うと、言い知れぬ喜びで満たされました。(著者あとがきより)
四六判/224頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-185-0 C1095 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
中道侶陽詩集
『綺羅』
ここから出して//未熟な産声 翼はどよめく/母屋を離れたのはいつのことなのか//そう欲した//行方も知らない手足は/生きるために心臓を繫いだ//恍惚の笑みにも卑屈な盗人にも等しく天使の祝福を//休息を迎えた戦士の傷口から滲み出る朱色の真に//綺羅 灯る(「呼吸」より)
四六判/112頁/上製本 ISBN978-4-86435-187-4 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
『小田切敬子詩選集一五二篇』
まっ白に 洗いさらされた/むつぎの かざぐるまが/すずしく すきとおった/朝の指先に押されて/くるくる/まわっている//羽根が くるりと むきをかえる/いぬふぐりの まばゆく青い/小花を散らした/かすみがかった産着を/広げたり たたんだりして/月満ちた女が/待ち侘びている(詩篇「かざぐるま」より)
解説:佐相憲一、鈴木比佐雄 |
四六判/256頁/上製本 ISBN978-4-86435-182-9 C1092 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
辻直美 遺句集・評論・エッセイ集
『祝祭』
辻直美さんの句は、眼に見えるものの命の背後に、それを支える様々な多様な命の蠢きを、想像力で見いだそうとして、それらの関わりの深さを鋭い直観と気品ある言葉で汲み上げようとしている。(鈴木比佐雄栞解説文より)
四六判/352頁/ソフトカバー/ISBN978-4-86435-183-6 C1092 ¥2000E |
定価:2,200円(税込) |
清水茂詩論集
『詩と呼ばれる希望』
清水茂さんの個人言語から伝わってくる粘り強い思索の軌跡に、私はいつのまにか引き込まれてしまった。清水さんの詩と詩論は「現実」と対峙して鍛えられ、精神の奥深い場所から、その名づけ難い未知の言葉を探している。(鈴木比佐雄解説文より)
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四六判/256頁/ソフトカバー/ISBN978-4-86435-179-9 C1095 ¥1500E |
定価:1,650円(税込) |
キャロリン・メアリー・クリーフェルド詩集
『魂の種たち SOUL SEEDS』
『魂の種たち』は、多くの啓発的警句と幻想的な線画をまとめた珍しい本だ。詩的に表現された哲学と美術に興味のある人には有益な本である。読者はこれらの啓発的警句を読んで面白いと思うだろう。そしてまた、生き方や創作についての貴重な英知に満ちた短詩から得るところが大きいと思われる。(翻訳者あとがきより)
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ISBN978-4-86435-174-4 C1092 ¥1500E |
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