コールサックシリーズ

書籍一覧 新刊

佐相憲一エッセイ集
『バラードの時間―この世界には詩がある』
荒ぶる時代のど真ん中に、愛することの祈りをおく。ご神体は地球そのものだ。その化身である、ひとりひとりの命だ。生きる中で、詩の心を信じたい。(著者あとがきより)

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四六判/240頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-180-5 C1095 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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佐相憲一エッセイ集『バラードの時間―この世界には詩がある』

発売:2014年11月19日

原詩夏至小説集
『永遠の時間、地上の時間』
氏の小説は詩人の余興ではない。世の中にはひとつのジャンルにおさまらない才能が時々出現するものだ。ジャンルを越境することによって、文芸各分野に凝り固まりがちの各界を「現代文学」という大きなフィールドに解放して、共に人間存在を考える場へと私たちをいざなってくれる。ユゴーもゲーテもボリス・ヴィアンも多才であった。そうした存在に連なる可能性に満ちた原氏の作品世界である。―佐相憲一(詩人、評論家)解説文より

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四六判/208頁/ソフトカバー  ISBN978-4-86435-178-2 C0093 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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原詩夏至小説集『永遠の時間、地上の時間』

発売:2014年11月4日

北嶋節子小説集
『暁のシリウス』
最近まで三十七年間、小学校教師をつとめた北嶋節子さんは、無数の経験と目撃と学習をもとに、小説家になった。定年退職後も全国的な生活指導の研究会と機関誌に携わり、若い教師たちとも交流しながら、教育現場をめぐる人間のもっとも大切なものを文学作品に記すことで、人びとの胸に問いかけているのだ。―佐相憲一・解説文より―

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四六判/272頁/ハードカバー  ISBN978-4-86435-176-8 C0093 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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北嶋節子小説集『暁のシリウス』

発売:2014年10月30日

速水晃
『島のいろ―ここは戦場だった』
沖縄戦は終わっていません、それどころか拡大しつつあります。そのことを、この地で強く感じています。(著者あとがきより)

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A5判/並製本/192頁 ISBN978-4-86435-177-5 C1092 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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hayami_web

発売:2014年10月24日

栗和実
『父は小作人』
栗和実さんは一九二八年に名古屋市に生まれ、五歳から父の故郷の浜松市に移り住み、今も毎日、農作業を続けている農民詩人であり、詩篇においては切実な実存的な問いを発する、内面の危機を書き記している存在論的な詩人でもある。(鈴木比佐雄栞解説文より)

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栞解説文:鈴木比佐雄
A5判/並製本/160頁 ISBN978-4-86435-175-1 C1092 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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栗和実詩集『父は小作人』

発売:2014年10月6日

金田久璋評論集
『リアリテの磁場』
金田氏は誰にもおもねらず、日本古来の民衆の暮らしの中の伝統文化を詩的に、また民俗学的に、探究している。そして、死者を含めた人びとの精神深くの声を聴きとろうとしている。そんな姿勢の氏に心から敬意をおくりたい。―佐相憲一・解説文より―

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四六判/352頁/ハードカバー/ISBN978-4-86435-171-3 C1095 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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金田久璋評論集『リアリテの磁場』

発売:2014年9月24日

高炯烈
『ガラス体を貫通する』
鏡の表面に傷をつけないようにしながら、また霊魂の木の枝たちが痛まないようにしながら、ガラス体を貫通することができるだろうか。煩悶と残像は、あらゆる感覚とともに瞬間瞬間、即時即刻に消滅した。(中略)この詩集は変わりたかったのに変わらない自分を殴りつけた、精神の金槌打ちである。早いものたちが、非常に早く詩として形成されたものたちである。繰り返す反省の復習と、差し迫った言語の速度を読んでいただきたい。―高炯烈「日本語訳詩集の出版に寄せて」より

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四六判/並製本/256頁 ISBN978-4-86435-173-7 C1092 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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高炯烈詩集『ガラス体を貫通する』

発売:2014年9月19日

宮川達二
『海を越える翼』
戦争が終わって、労働運動や民主主義運動が盛んになり、世界友好と平和志向が盛り上がった頃、現代詩の世界でも盛んに読まれて復活した小熊秀雄の詩。いままた戦前に回帰するような不穏な空気がこの国を覆っている。小熊秀雄の詩がいよいよさらなる復活をとげて、切実に読まれるべき時代と言えよう。<佐相憲一(詩人・評論家)解説文より>

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四六判/並製本/384頁 ISBN978-4-86435-167-6 C1095 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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宮川達二評論集 『海を越える翼―詩人小熊秀雄論』

発売:2014年9月18日

アンソロジー詩集
『生きぬくための詩68人集―死を越えて生を促すために』



死を越えて。とりわけ自殺という死と関わって、六十八人の詩人による、二百篇を超すアンソロジーが出現したこと自体、私にとっては奇跡に思える。年間三万人近くの自殺王国でありながら、自殺も鬱も(その他の精神疾患も)タブー視されている国だからである。(略)今回、六十八人もの詩人が、そのタブーを破り、深く心の奥に抱えていたものを一気に吐き出したということは、この国の地殻変動に繋がる最初の噴火のような気がしてならない。

( くにさだきみ解説文より)


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A5判/並製本/336頁 本体価格1,500円+税 ISBN978-4-86435-172-0 C1092 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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アンソロジー詩集『SNSの詩の風41』

発売:2014年9月10日

宮﨑睦子詩集
『キス・ユウ(KISS YOU)』
宮﨑睦子さんの詩を読んでいると、自然と限りない愛が満ちている。故郷、父母、夫、息子、多くの友人たちの存在を賛美し、いつも再生を思い「キス・ユウ(KISS YOU)」とさりげなく読む者の心にキスをしてくる。(鈴木比佐雄 栞解説文より)

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栞解説文:鈴木比佐雄
A5判/160頁/ハードカバー/ISBN978-4-86435-170-6 C1092 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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宮﨑睦子詩集『キス・ユウ(KISS YOU)』

発売:2014年9月3日

アンソロジー詩集
『SNSの詩の風41』



ミクシイ、ブログ、ホームページ、フェイスブック、ツイッター、メール。ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に見つけた詩の心。インターネット一般普及から十数年、次の時代への架け橋。10代から60代まで、新時代の詩人たちの生きた言葉。この詩集は言霊と詩神ミューズの贈りものです。

(帯文より)


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A5判/並製本/224頁 本体価格1,500円+税 ISBN978-4-86435-169-0 C1092 ¥1500E
定価:1,650円(税込)
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アンソロジー詩集『SNSの詩の風41』

発売:2014年9月3日

アンソロジー詩集
『水・空気・食物 300人詩集 ― 子どもたちへ残せるもの』



詩人たちは、なぜ水にこだわるのだろうか。多くの詩人の言葉には、忘れていた湧水の在りかに気付かせてくれ、渇きを癒す水音が聴こえてくる。言葉に原初の水を宿らせようと詩人たちは、繰り返し試みているのではないか。詩人がすべての前提を取り払い、言葉を紡ぎだそうとする時に、根源的な水が甦ってくる瞬間なのだろうか。天上から降り注ぐ一滴の自ら始まる300人の水の物語は、とうとうと流れる300人の水のシンフォニーとなっている。

鈴木比佐雄(詩人)解説文より


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A5判/408頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-166-9 C1092 ¥2000E
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アンソロジー詩集『水・空気・食物 300人詩集 ― 子どもたちへ残せるもの』

発売:2014年7月25日

アンソロジー詩集
『現代の風刺25人詩集』


原発事故によって漏れ続ける汚染水、食品偽装、STAP細胞、偽装作曲家・・・。こうした現代文明や人間社会を批判し、笑殺しようとするときに、現代の風刺が生まれてくる。列島各地で個別的分散的に活躍している詩人の諸作品が、ビュッフェスタイルの食卓で賞味、いや、笑味されるのは大変ありがたい。コショウの利いた激辛の皮肉や隠し味を生かした当てこすりなどを口にして、談笑しながらスタミナをたくわえ、日本列島の不透明なまやかしの霧を追いはらうきっかけになることを願う。    

 序文:有馬敲(詩人)より


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A5判/192頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-165-2 C1092 ¥2000E
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アンソロジー詩集『現代の風刺25人詩集』

発売:2014年7月24日

吉見正信 著作集第一巻
『宮澤賢治の原風景を辿る』
賢治の詩や童話の舞台になった岩手県内を愛車を駆使し、野山を歩き、また賢治と交流のあった人びとを人づてに聞いて取材し、賢治の作品から深く学びながらこの本書を書きあげました。「宮澤賢治の原風景」を辿ることは、決して過去のことではなく、賢治の作品をより深く理解する上で重要な現在の切実な課題だと私は考えています。本書が読者の「賢治の原風景」理解の一助となれば幸いです。(著者あとがきより)

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四六判/384頁/ソフトカバー/ISBN978-4-86435-162-1 C1095 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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吉見正信著作集『宮澤賢治の原風景を辿る』

発売:2014年7月23日

佐藤吉一
『詩人・白鳥省吾』
省吾の足跡を探求すること四十年。その事蹟はもとより、単行本や発表誌などの書誌、交遊録、創作(依頼を含め)に至った由縁、作詞した校歌の一覧、刻まれた碑の所在など、実地調査に基づいて収集された労作が、満を持して上梓された。栗駒山を眺めながら伏流水によって育てられた二人の出会い―これを〝相逢〟と言わずに何と言おう。―千葉貢(高崎経済大学教授・博士)解説より

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佐藤吉一『詩人・白鳥省吾』

発売:2014年7月2日

守口三郎詩集
『魂の宇宙』
守口三郎さんの詩の特長は、「叡智の心臓」というような言葉でも明らかなように、観念と物質が融合された表現がされていて、さらにその心臓の心室から「脈搏つ時空」が迸り出てくる瞬間を感じている。頭脳でもある心臓から新たな時空が誕生することを賛美しているかのようだ。(鈴木比佐雄 栞解説文より)

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守口三郎詩集『魂の宇宙』

発売:2014年6月27日

復本一郎
『江戸俳句百の笑い』
江戸俳句の本質は笑いにあり!芭蕉・鬼貫・井月・子規研究の第一人者である復本一郎が、十年の歳月をかけ、滑稽性の謎を解き明かす。貞徳から一茶・井月まで江戸俳句を知る必読書。

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復本一郎『江戸俳句百の笑い』

発売:2014年6月20日

中村花木詩集
『奇跡』
この地球には/石ころのような/じつに平凡な奇跡が転がっている(詩「奇跡」より)

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中村花木詩集『奇跡』

発売:2014年6月16日

李美子詩集
『薬水を汲みに』
三十二篇の詩作品が一篇一篇ささやかに身がまえていて、最晩年の年齢域に突入した小生にとって、好ましい対応であった。素朴な展開で、水を少しずつ汲むような日常生活思想が伝わってくる。(〔帯文〕詩人 長谷川龍生)

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A5判/144頁/ソフトカバー / ISBN978-4-86435-155-3 C1092 ¥2000E
定価:2,200円(税込)
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李美子詩集『薬水を汲みに』

発売:2014年5月28日

吉田博子エッセイ集
『夕暮れの分娩室で―岡山・東京・フランス』
このナイーブさ、取り繕わぬ正直さ、肉親のみならず道ばたの草木にも寄せる温情は、天性のものであるのだろう。その特質も歳月も重ねた今、したたかな文学精神へと繋がって行く様相を示している。ありがとう、吉田さん――と私は、お礼を言いたくなってくる。詩や文章に書きなずんでいる時は尚更に。(〔帯文〕詩人 新川和江)

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A5判/192頁/ハードカバー /ISBN978-4-86435-159-1 C1095 ¥1500E
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吉田博子『夕暮れの分娩室で―岡山・東京・フランス』

発売:2014年5月26日

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「コールサック」(石炭袋)119号

「コールサック」(石炭袋)119号 2024年9月1日

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