書籍一覧 新刊
二階堂晃子詩集
『音たてて幸せがくるように』
悲惨な現実が正面から出てくるにも関わらず、作品群の全体は親しみ深く温かい。つらいからこそ、そこにあるかけがえのない共感と交流の心を大切にする。告発すると共に、その先のひとりひとりの幸せこそを願っているのだ。困難を抱える地から命の祝福に満ちた詩集が届けられたことを喜びたい。(佐相憲一・解説文より)
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解説:佐相憲一 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-249-9 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
神原良詩集
『オタモイ海岸』
小樽、オスロ、レイキャビク、四谷坂町。孤高の詩精神が語る愛の極北、生死の飛翔の物語。深いところに何かがしみて、幻想的な恋愛映画の名作を観た時のように、内側に海風を感じる。(佐相憲一跋文より)
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跋文:佐相憲一 |
A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-243-7 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
望月逸子詩集
『分かれ道』
アゲハ蝶 キビタキ 故郷の欅の木 逝ったひとたち・犬 母の干潟 オシロイバナ 柱に刻んだ一年の命のしるし クヌギの根元の小さな毬 三線の音に 詩人のたましいの弦は 木魂し またたき ニガヨモギ はびこり止まない世を 許さず 水を湛える惑星のなか すくと 立つ (石川逸子 帯文より)
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栞解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-245-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
五十嵐幸雄・備忘録集Ⅳ
『春風に凭れて』
第Ⅰ・Ⅳ章は、私の人生のモットーである「戦闘的に働き小鳥のように遊ぶ」の、戦闘的に働くためのエネルギーの源泉と充電の手段である「小鳥のように遊ぶ」部分として行動してきた、自らの趣味を中心とする紀行の備忘録である。第Ⅱ・Ⅲ章の浮華な論説は、ビジネス人生の終結にあたり、その後始末の記録として、会社への貢献はもとより、私を支えてくださった皆さんに、感謝の気持ちをもって捧げるものである。特に若い社員の皆さんには、これからのビジネス人生を歩む上で何かのヒント、なかんずく応援歌になるとすれば、私にとってこれ以上の幸せなことはない。(「あとがき」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/312頁/上製本 ISBN978-4-86435-244-4 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
長沼士朗評論集
『宮沢賢治「宇宙意志」を見据えて』
NHK盛岡放送局で宮沢賢治の番組などを制作していた長沼士朗は退職後に賢治の「宇宙意志」や「デクノボー思想」を探求していく。本書は賢治の精神に影響を与えた仏教思想、ウパニシャッド思想、宇宙の根源を求める帰一思想、妹トシを亡くした喪失感を見据えて、賢治が実践した他者の「ほんとうの幸せ」を辿る研究ノートである。(帯文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/312頁/上製本 ISBN978-4-86435-238-3 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
千葉貢評論集
『相逢の人と文学―長塚節・宮澤賢治・白鳥省吾・淺野晃・佐藤正子』
千葉貢さんの評論を読み進んでいくと、人が出会うことの本来的な意味(相逢)を強く心に感じさせてくれる。その出会った人びとや生き物や事物とのその後の関係の在り方に、いつの間にか再考を迫られて、本来的な関係を目指そうと襟を正される。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/304頁/上製本 ISBN978-4-86435-241-3 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
高橋留理子詩集
『たまどめ』
高橋留理子さんの詩には深い悲しみの記憶があり、そこからいかに自らの生を救済して未知の時間を、創り出していくのかという切実な問いが秘められている。その問いは高橋さんが凝視し感ずる光景の中で、静かに答えとなって立ち現われてくる。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/176頁/上製本 ISBN978-4-86435-240-6 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
佐藤勝太詩集
『名残の夢』
若者を戦闘へ駆り出し、庶民のささやかな楽しみを疎外し、感動の心を追いやるものを彼は拒否する。そして持ち前の誠実さとユーモアで生のかなしみ、出会いの喜びを見つめて、自然と人間のうたを大切にする。そんな佐藤勝太さんの詩世界は、複雑極まる苦悩の現代に、人生の夢を思い出させてくれる。(佐相憲一「解説文」より)
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解説文:佐相憲一 |
46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-239-0 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
三谷晃一
『三谷晃一全詩集』
なぜ三谷さんは福島県を離れずにそこに留まり、そこから発信し続けたか。その答えが「謙虚で控え目な文化」の現場からしか、自らの詩作や評論などの表現行為が危うくなることを熟慮していたのでなないか。その意味では二十世紀後半に二十一世紀の時代がどのような切実な課題に直面するかを透視していたことは疑いがない。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/560頁/上製本 ISBN978-4-86435-236-9 C1092 |
定価:5,500円(税込) |
鈴木春子詩集
『古都の桜狩』
鈴木春子さんは弥彦連山を今も心の中で見上げているのだろう。多様な植物や故郷の山々を愛し、良寛のように子どもたちを慈しみ、詩のミューズを探している人びとに詩集『古都の桜狩』を読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄「栞解説文」より)
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栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-237-6 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
亀谷健樹
『亀谷健樹詩禅集』
亀谷健樹さんは北秋田市の太平寺で長年住職を務め上げ後継者に寺を引き継ぎ、今も一人の禅僧として早朝から始まる坐禅、鐘撞き、寒行など一期一会を禅的な精神で、生きておられる求道者だ。(中略)詩と禅を創造していく『詩禅集』が北秋田の地から誕生したことは、稀有で誇るべきことだ。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/528頁/上製本 ISBN978-4-86435-234-5 C1092 |
定価:5,500円(税込) |
朴玉璉詩集
『追憶の渋谷・常磐寮・1938年─勇気を出せば、みんなうまくいく』
朴玉璉さんの詩集は「追憶」の力によって、歴史に翻弄されて挫けそうになる時に、自らの弱さを奮い立たせ、それを強さに代え、現在や未来を生きる人びとにきっと勇気や希望をもたらすだろう。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-233-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
鈴木比佐雄詩論集
『福島・東北の詩的想像力―詩的反復力Ⅴ(2011-2015)』
私の中で福島・東北に関わる詩人・俳人・歌人・評論家たちへの関心は、これからもっと深まってくる思いがする。なぜなら、石川啄木、宮沢賢治などを生んだ東北の精神は、縄文の精神や平和・非戦の精神ともつながっていて、私たちが立ち還るべき重要な源泉であるからだ。(著者あとがきより)
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A5判/384頁/並製本 ISBN978-4-86435-235-2 C1095 |
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和田文雄評論集
『続・宮沢賢治のヒドリ―なぜ賢治は涙を流したか』
和田さんの粘り強い東北の農民たちに寄せる論考は、賢治の置かれていた情況の中で賢治がなぜ「雨ニモマケズ」を書かざるを得なかったか、なぜ「涙を流したのか」を知るための想像力の基礎を提示している。その労作を多くの賢治研究家に読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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46判/256頁/上製本 ISBN978-4-86435-223-9 C1095 |
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勝嶋啓太×原詩夏至 詩集
『異界だったり 現実だったり』
現代詩の新鋭、鬼才あるいは奇才、世相と時代を背負ったまま、シュール、笑い、涙。無茶苦茶現実的な異界へ快走。中野ブロードウェイで生き別れた兄弟のように、独特の空気と絶妙な文学コラボレーション!!(帯文より)
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A5判/96頁/上製本 ISBN978-4-86435-231-4 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
坂井一則詩集
『グレーテ・ザムザさんへの手紙』
坂井さんの詩篇を読んでみると日常の描写の中に、なぜか強烈な磁場を持った非日常を発見してしまう。その非日常が実は日常に複雑に隣接していて、その重層的世界に奇妙な安らぎを感じてしまう。(鈴木比佐雄「栞解説文」より)
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A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-230-7 C1092 |
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安部一美詩集
『夕暮れ時になると』
安部さんのしなやかな詩的言語は、人の世の悲しみや喜びを知り尽くし、確かに味わい深い不思議な魅力があり、人間が存在しているという信頼に満ちている。(鈴木比佐雄「解説文」より)
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A5判/120頁/並製本 ISBN978-4-86435-227-7 C1092 |
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堀田京子詩集
『大地の声』
オオムラサキ蝶の飛ぶ清瀬
エノキの花の咲くこの街は//お前のふるさと産まれたところ//エノキ大好き//たんとおたべよ おかわり自由//お前の母さんが 抱っこする//お前の父さんが おんぶする//オオムラサキの飛ぶ町で ―詩「オオムラサキ」より―
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栞解説文:鈴木比佐雄 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-229-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
能村研三随筆集
『飛鷹抄』
新しい年を迎えるにあたり、「沖」に集う皆さんと共に、これからは「人が作らない俳句、人が作れない俳句」をめざし、さらにそれは「人が納得する俳句、人が感心する俳句」でなければならないと思っている。「沖」という組織も、旧態依然のまま甘んじているのではなく、進歩・進展をめざす「沖」でありたい。 (ルネッサンス「沖」より)
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46判/172頁/上製本 ISBN978-4-86435-225-3 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
酒井 力詩集
『光と水と緑のなかに』
水はどこからきて/いずこへ旅立とうとしているのか//いまは幻になって/飛翔するものたちの歌が/枯れた林の/暗い山肌にしずむ/夜の底から聞こえる ―詩「山の音」より―
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A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-228-4 C1092 |
定価:1,650円(税込) |