「コールサック」(石炭袋)121号 2025年3月1日
目次
扉詩 淺山泰美 聴雪
特集1 インタビュー 関悦史が聞く昭和・平成俳人の証言 ⑸
宮坂静生 ―死生の多様さとしての地貌
評論 武良竜彦 宮坂静生句集『鑑真』鑑賞
―地貌季語そして時貌語の実存の手応え
特集2 二〇二四年コールサック社合同出版記念会
開会の挨拶 鈴木比佐雄
第一部 講演 堀田季何
永遠平和に向かって ―俳句という道(抄録)
第二部 自著解説と朗読
⑴ 二〇二四年刊行書籍の著者による解説・朗読
出演者 アスリー悠/水谷嘉弘/金利惠/酒井力/岩上和道/小島まち子/
村上喜代子/董振華/鈴木美紀子
⑵ 『広島・長崎・沖縄からの永遠平和詩歌集』の朗読・スピーチ
出演者 岡和田晃/福田淑子/赤野四羽/大関博美/勝嶋啓太/志田道子/牧野新/
水崎野里子
閉会の挨拶 鈴木光影
詩 Ⅰ
八重洋一郎 明暗
天瀬裕康 永遠平和への道
高柴三聞 鳥地獄
みうらひろこ デブリの独り言
鈴木正一 あなたは どこに/あなたの声
高細玄一 ベイト・ラヒヤの悲劇/人という存在
風守 真辞苑(か行)
黄輝光一 【ピックのテーマソング】星になって/
ああ、人間さま〔ピックの心の叫び・豚の運命〕
弟子丸博道 私は鉱物だから
青柳晶子 にんじん
外村文象 昭和百年の年を迎えて/デイ サービスの誕生会/書店が消える
星清彦 いわゆるひとつの線について/この土の下に/未来への鍵
石川樹林 六時間の戒厳令
詩 Ⅱ
勝嶋啓太 妖怪絵巻「三日坊主」
熊谷直樹 妖怪絵巻「大神(日野丸)」
青木善保 日本晴の心
成田廣彌 令和六年の十二月の歌
宮川達二 オタモイの海
村上久江 その人は
山﨑夏代 野原の夕焼け/意味を失って
原詩夏至 ポスター/牡丹
近藤八重子 悲鳴/ねぇ ちょっと ちょっと
久嶋信子 おもいがけもなく
交告承已 22:00の子守歌/12時の調べ
座馬寛彦 詩人
詩 Ⅲ
日野笙子 遺された海
東梅洋子 うねり 命のつぶやき
植木信子 新川和江さん・お別れの会
方良里 音楽 Ⅳ
千葉孝司 定義/空白
酒井力 オノマトペ/瀬音
末松努 宇宙の私から地球の自分へ
小山修一 老いて、もろとも/次男坊の軌跡/篝火花 ―シクラメン
植松晃一 Bの「第九」
羽島貝 走り出した気持ちを、ボトルに詰め込んで。/封筒が届いた。
何処まで行こうか?
坂本梧朗 内心のコンフォート
俳句・川柳・短歌・狂歌・詞
俳句時評 鈴木光影 「アナログ」と「露」 ―正木ゆう子句集『玉響』を読む
俳句 岡田美幸 天の底
風野綾 はひふへほ
今宿節也 獺祭
原詩夏至 水鏡
水崎野里子 葱を買う/上野鈴本亭
鈴木光影 混雑
英語俳句 水崎野里子 To the Seoul Tower
川柳 堀田京子 巳年によせて
短歌 たびあめした涼香 詩でも書こう
大城静子 江戸川
藤谷恵一郎 おれの空 おれの風
水崎野里子 ソウル・タワーへ/ヒロシマ再訪
原詩夏至 冬椿
よしのけい 拝む/細胞が泣く
村上久江 わたしがわたしに声を掛け
岡田美幸 ニューデイズ
座馬寛彦 顔顔顔
短歌時評 座馬寛彦 短歌の「裾野」の広がり方・広げ方について
狂歌 牧野新 浮き世の鬼退治
高柴三聞 狂歌八首 令和七年新春号 おまけ狂歌三首
作詞 牧野新 光秀の妻/ラップ 世界史教科書の落書き
詩 Ⅳ
現代詩時評 原詩夏至 全体を超える部分の力
詩誌評 植松晃一 日常に交錯する生死の道筋
小詩集 高橋郁男 『風信』三十七
趙南哲 連作詩『ガレキの墓』七篇
永山絹枝 『戦乱を生き抜いて(その三)』
玉木一兵 『運命の川下り~戦時下の我が一家』九篇
堀田京子 『子育て奮闘記・無我夢中』三篇
エッセイ・評論
エッセイ 宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で 文学&紀行エッセイ第四十三回
詩「扣鈕」―森鴎外・遥かなる面影
石川啓 旭山動物園の狼たち(6)『不在のレラ』
淺山泰美 フェリーニの「道」/「大黒屋」を惜しむ
原詩夏至 枯葉とみかん ―二つの冬の俳句―
日野笙子 追憶の彼方から呼び覚ますもの(16)
谷川俊太郎さんにCan’t Help Falling in Love
評論 永山絹枝 国分一太郎と益雄(10)―一太郎、北方教育者同人になる―
趙南哲 【連載】韓ドラに魅せられて1
『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』
岡本勝人 白洲正子論 能と骨董と古寺巡礼のコスモロジー 序説
鈴木比佐雄 「S村」は私たちの心に昔も今も未来も住み着いている村
―古道正夫詩集『S村点描』に寄せて
鈴木比佐雄 「宇宙開花」と「うまれたての空」を感受し思索した地球人
―『崔龍源全詩集・全歌集』に寄せて
鈴木比佐雄 隠されていた『万葉集』の深層を解き明かす人
―中津攸子『万葉集成立の謎』について
小説・戯曲
小説時評 宮川達二 徳冨蘆花 ―『自然と人生』『順礼紀行』『謀叛論』―
小説 岩上和道 ロジャー・ラビットと彷徨える岩
富永加代子 楽園の扉(7)
牧野新 偏差値の高いガードマン
戯曲 牧野新 ねえ、シスターほんとうに神様っているの?
書評
『藤田博著作集 第二巻 全詩集Ⅱ』
池下和彦 喩のゆくえ&喩の内実
岩上和道著『銀鼠髪のオデュッセウス』
ホリウチユウジ 『銀鼠髪のオデュッセウス』を読んで
坂本梧朗著『見果てぬ夢―堺利彦伝』
高橋英司 続きを読みたいと思った。
櫻井利子遺句集『手は翼』
髙市宏 母の遺言~市井に生きた女の一生
東國人 夢はまだ
アンソロジー詩歌集
『人新世の生活世界詩歌集
―気候変動・戦災・核災をもたらす科学技術偏重から始原の存在へ』公募趣意書
編集後記 鈴木比佐雄
鈴木光影
座馬寛彦
羽島貝