書籍一覧 新刊
青木善保詩集
『風と山人』
青木氏は、90歳を過ぎても精神的には新たに挑戦していく若さを持続している。この時代の様々な問題の根底に存在する大切なものは何かという、本質的な問いを発してそれを探究していく思索的な詩篇を試みている。その姿はこの世界において何が尊いかを絶えず個の原点に立ち還りながらも、新たな他者と共生していく地平を浮き彫りにさせてくれ、生きることの意味を豊かに示してくれている。(鈴木比佐雄 解説文より)
A5判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-644-2 C0092 |
定価:1,870円(税込) |
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発売:2025年2月4日
目次
Ⅰ章 風と山人
風と山人
雪の朝
新雪に祈る
雀のマナコ
小さな庭
森の宝石
葉っぱに学ぶ
百日紅の花
水はH₂Oか
真紅の信州りんご
星がよぶ
大自然の触発
Ⅱ章 地球人の決意
拈華微笑の柳沢友子さん
行こうにも行けない
「もしも」の枯渇
アリ地獄
朝顔常陸の花火
国譲りの深慮
人間の宿命
ちょっとしたこと
感染症拡大の渦中
人の為す瞬時のこと
地球人の決意
Ⅲ章 母の手のひら 父の一語
母の手のひら 父の一語
絢南ちゃん
愛犬「陸」を偲ぶ
ある教師の追想
童子の現
夕餉の前に
病床幻想
筆投のとき
九十年代の世界―此の世・彼の世→其の世ヘ―
新年に念う
日本晴の心
解説 鈴木比佐雄
あとがき