コールサックシリーズ

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村上喜代子
『大野林火論―抒情とヒューマニズム』
詩を愛した少年時代から俳句に導かれ臼田亞浪に師事。
亞浪に「思うように句作せよ」と励まされ、高浜虚子を学び、広く俳壇を知り見識を養い、俳壇のリーダーとなった林火。
家庭の不幸に見舞われ、俳句によって救われたとの思いから病者や不運な人を俳句によって救おうとしたヒューマニストでもあった。

四六判/288頁/上製本 ISBN978-4-86435-622-0 C0095
定価:2,200円(税込)

村上喜代子『大野林火論―抒情とヒューマニズム』

発売:2024年7月22日



目次

はじめに

第一章 大野林火評伝

1.俳句入門までの略歴
2.「石楠」入会、飛鳥田孋無公から詩情を原田種茅から多読を教わる
3.「石楠」と臼田亞浪の人物像
4.家庭的不幸 ―俳句に取り縋って生きた時代
5.俳句に縋るから闘う ―「情」や「情意」に基づいた本来的な「生命の写生」
6.評論家、林火の誕生 ―『現代の秀句』『高濱虚子』
7.「濱」創刊、主宰
8.総合誌「俳句研究」「俳句」の編集長として
9.『戦後秀句Ⅰ』『近代俳句の鑑賞と批評』
10.還暦後の課題 ―年中行事を詠む
11.三大美意識 ―雪月花を詠む
12.随筆集『行雲流水』
13.俳人協会会長に就任
14.辞世三句

第二章 十一冊の句集

第一句集『海門』の世界
第二句集『冬青集』の世界
第三句集『早桃』の世界
第四句集『冬雁』の世界
第五句集『青水輪』の世界
第六句集『白幡南町』の世界
第七句集『雪華』の世界
第八句集『潺潺集』の世界
第九句集『飛花集』の世界
第十句集『方円集』の世界
第十一句集『月魄集』(遺句集)の世界

第三章 指導者としての林火 185

一、林火と節子 ―鳳蝶となって飛び発った節子
二、林火と化石 ―「最後の癩者」として

 大野林火略年譜
 大野林火著書目録・その他参考文献
 あとがき



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