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永山絹枝詩集
『世界のどこかで(上)長崎・広島、シルクロード、アジア、アフリカ編』
永山絹枝氏の詩集『世界のどこかで』を通読すると、世界の普段着の人びととの交流を記し、異国の人びとの素顔や姿を通して何か言い知れぬ人類愛が、私たちの心の奥底に存在しているのだと、気付かせてくれる。きっと世界の「我慢強く」働く人びとがそれに気付いてくれて読み継がれていくだろう。
(鈴木比佐雄・解説文より)
解説:鈴木比佐雄 |
A5判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-605-3 C0092 |
定価:2,200円(税込) |
発売:2024年3月27日
目次
序詩
ただひたすらに
Ⅰ章 世界のどこかで
世界のどこかで (その一)
何処からも逃げられない (その二)
ひろしまの火に託し (その三)
「昭和十九年秋」の点と線―大村と有明海をつなぐ―(その四)
無窮洞―旧宮村国民学校地下教室― (その五)
Ⅱ章 隠れキリシタン
扉
【その一】平戸の教会群
【その二】田平天主堂
【その三】殉教と隠れキリシタン
【その四】黒島天主堂
【その五】流刑地・津和野―浦上四番崩れ―
【その六】郡崩れ
【その七】平戸島に恋う
Ⅲ章 シルクロード・アジア・アフリカへ
シルクロードの旅
ベトナム旅情(二〇〇四年)
トルコの風に吹かれて(二〇〇五年)
ネパールの微笑(二〇〇六年)
カンボジアの旅(二〇〇七年)
バリ ひとときの夢(インドネシア)
インドへの旅(二〇〇八年)
ペルシャ湾クルーズ
南アフリカの旅(一)(二〇一〇年)―アパルトヘイトからの脱出―
南アフリカの旅(二)(二〇一〇年)―出会った生き物たち―
解説 鈴木比佐雄
あとがきに代えて