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野ざらし延男評論集
『俳句の地平を拓く―沖縄から俳句文学の自立を問う』
沖縄俳句から地球俳句へ
俳句は「地球文学」として孵でることはできるだろうか。沖縄ではすでに、その脱皮は始まっている。(鈴木光影・解説文より)

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解説:鈴木光影
A5判/496頁/上製本 ISBN978-4-86435-581-0 C0095
定価:2,200円(税込)

野ざらし延男評論集『俳句の地平を拓く―沖縄から俳句文学の自立を問う』

発売:2023年10月25日



目次

〈序章〉しゃれこうべからの出発 ―狂気と覚悟

第一部 複眼的視座と俳句文学

I章 俳句・人生・時代 ―情況から内視へ
1 複眼的視座としての雪 ―私と雪
2 脱皮と沈黙 ―蟬と俳句
3 風を詩語として磨く ―地方の風を巡る俳句とエッセー
4 水窮まらず ―水のエッセー
5 足裏の秋 ―四季つれづれ
6 白文窯ピラミッド(沖縄県大宜味村) ―俳人たちの心遊ばせる場所
7 戦後六八年目の記憶〈沖縄〉 ―鎮魂
8 琉球王国のグスク及び関連遺産群
9 二つの影の狭間で ―アジアの戦争被災地訪問交流
10 記憶の声 未来への目 ―私的俳句原風景(上)
11 記憶の声 未来への目 ―私的俳句原風景(下)
12 美らしま・清らぢむ/「沖縄の心」見つけた ―山城部落・詩心を育てたふるさと
13 私の師 ―俳句に命を賭ける/偉ぶらない庶民派学者/時代の旗手と出会う
14 わたしのバクさん ―天国への電子メール
15 古典と私 ―清少納言「枕草子」/観察眼が効いて簡潔
16 晴耕雨読 ―原田宗典『どこにもない短編集』/想像力を駆使した一七編
17 権力に抗し俳句の自立を ―長崎原爆忌俳句大会に参加して
18 病床のバリケード ―闘病記

Ⅱ章 俳句文学の自立を問う
1 季語と俳句文学の自立
2 南島と季語 ―篠原鳳作の場合―
3 「九州の視角」 沖縄の現実 ―軍事基地の苦悩と俳句
4 俳句は時代を映す鏡になっているか
5 沖縄文芸年鑑 ―俳句概観

第二部 米軍統治下と〈復帰〉を問う

Ⅲ章 米軍統治下と俳句
米軍統治下二十七年と俳句 ―憲法の排除された沖縄から
1 戦中と終戦後作品
2 米軍統治下の俳句 ―一九四〇年代
3 一九五〇年代 ―黎明期
4 一九五〇年代 ―各地の句会
5 土地闘争
6 沖縄俳句大会
7 戦前の俳句活動
8 活況を呈した新聞俳壇
9 高校生の文芸活動
10 沖縄俳句会発足と機関誌「島」の発行
11 口語俳句「黒潮句会」の活動
12 六〇年代の活動 ―勃興期
13 一九七二年、「復帰」の内実

Ⅳ章 〈復帰〉を問う
1 「沖縄」をどうとらえるか ―施政権返還に関連して
2 激動の渦中で

Ⅴ章 混沌・地球・俳句 ―詩的想像力を問う
1 「無冠」「天荒」活動の軌跡 ―新しい俳句の地平を拓く
2 東日本大震災・原発・沖縄 ―言葉には真実を照らし出す光源がある
3 今、地球・人類そして沖縄 ―俳句は三面鏡である
4 沖縄を掘る ―孵でる精神
5 混迷地球と感染症 ―芭蕉の文学観「不易流行」


第三部 批評精神が文学力を高める

Ⅵ章 歴史の眼・俳句の眼 ―「俳句時評」沖縄タイムス 一九九七年四月~二〇〇一年十二月
新聞は普遍・創造的視点を
同人誌で俳句界に活力
田中一村と鳥眼・蝶眼 ―黒潮の画譜「田中一村の世界」展を観る
『郷土の文学 ―近代・現代編』発刊に思う
合わせ鏡を詩懐に
教科書に検証の眼を
過渡期のコンクール
鳳作の文学精神
本の編集は歴史の眼で
二〇世紀俳句の功罪
元気な高校生俳句
亡き俳人が送った刺激の風
俳句の明日を問う
心身の気高め、詩心磨く旅
言葉に喚起力を
表現の場の最前線
内観造型の俳句
殻を粉砕する力
文学から除外されている俳句
詩心の共鳴音
戦争という毒をテーマに
知の狩人としての探求心
全国トップの高校生俳句
作品以外での評価に疑問
尾崎放哉―自由に、無心に
俳句の肥満化と常識の沼
連発される法と俳句弾圧事件
旅吟は絵葉書俳句に陥り易い
新視点の「歳時記」編集
教科書俳句―適切な作品選定が必要
全国コンクール問われる選句眼
句集が語る俳句の志向
驚異的な活躍をみせた高校生
ミレニアム、俳句は動く
勇気を与えた快挙
詩魂の
批評精神が文学を磨く
世界へ懸ける虹の橋
事実を真実へ高めた高校生の句
サミットの光と影、検証を
県外の俳人、どう沖縄詠む
複 眼
青少年に広がる輪
俳句の口語化
どうなる二十一世紀の俳句文学
脱皮の巳年
新しい狩猟地を目指して
自然と人間との共生
新樹光の高校生句集
総合俳誌の役割
鎮魂の月、後味悪く
文語と口語、表現の未来
時代と闘った俳句
真実を問う文学
縄文杉の高笑い
姿勢を正す
不可視の闇を透視できるか

Ⅶ章 ミニ時評「沖縄から問う」 ―「俳壇抄」全国俳誌ダイジェスト
「天荒」ワールド
危ない時代状況
沖縄にとっての戦後六〇年
不問にしたまま
歴史の暗部を照射する眼
憂慮される教科書検定
地球温暖化の危機
普天間爆音差し止め訴訟
不発弾処理
まだ残る戦後処理
地震・津波・原発
原発と未来への責任
切り捨てられた日
目・耳・口を塞ぐな

第四部 詩魂と追悼

Ⅷ章 詩魂・画魂に触れて ―詩集・句集「解説」「解題」/美術展レリーフ
『新屋敷幸繁全詩集』―向日性の詩人/産毛の光量
作元凡句集『へその城も』―口語俳句の魔術師
川満孝子句集『胸の高巣』―紫陽花の痛みを超えて
金城けい句集『水の階段』―風の根から
神矢みさ句集『大地の孵化』―心弦を奏でる
玉菜ひで子句集『出帆』―捨て身の百合
おおしろ房句集『恐竜の歩幅』―闇の突端を耕す
画家 喜友名朝紀の世界 ―時空の核に迫る

Ⅸ章 追悼
金子兜太 追悼 ―懐深く人間味溢れる俳人
益田 清 追悼 ―現代俳句の推進者
井沢唯夫 追悼 ―水脈をたたえて
比嘉加津夫 追悼 ―文学への熱い血
新垣健一 追悼 ―新垣健一 人と作品―

〈終章〉洞窟に螢火が灯った

〈資料編〉 野ざらし延男百句 ―一九六五~二〇一二年
       新聞紙上における俳句論争
 解説 鈴木光影
 あとがき

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