書籍一覧 新刊
飯田秀實 随筆・写真集
『山廬の四季 ―蛇笏・龍太・秀實の飯田家三代の暮らしと俳句』
私は私の生きているうちに何とかこの本が世に出る。それが悲願でした。<中略>こののち、人間の夢と努力と希望のぎっしりと詰まった『山廬の四季』が俳句を愛する人々の手に一冊でも多く渡り、拡がってゆく事を信じ祈ってやみません。
(黒田杏子 跋 「山廬と私」より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
B5判/64頁/並製本 ISBN978-4-86435-533-9 C0072 |
定価:1,980円(税込) |
発売:2022年9月1日
目次
序 白雲去来 長谷川 櫂
一章 山廬の春
1 実生
2 紅梅のそれぞれ
3 後山の春
4 辛夷の咲くころ
5 多羅葉の木
6 山廬の躑躅
二章 山廬の夏
1 山廬の常備薬 ~蛇苺酒~
2 狐川の蛍
3 桑の実
4 松の手入れ ~庭師の仕事~
三章 山廬の秋
1 蛇笏忌のころ
2 山廬の月
3 秋の後山
4 甲州百目柿
5 漉油
6 山栗実る
四章 山廬の冬
1 後山の楮
2 雑木林の珍味
3 厳冬期の山廬
4 正月飾り
5 蛇笏、龍太の手仕事
随想
俳人蛇笏、龍太を支えたそれぞれの妻
跋 山廬と私 黒田杏子
あとがき 飯田秀實