書籍一覧 新刊
上田玲子 句集
『母あかり』
〈盆灯籠消さずに眠る母あかり〉
母上を亡くされて間もない頃の句であろうか。盆にはるばる還ってくる母の精霊を迎えるために灯をともされた。秋草などが美しく描かれている灯籠を見ていると、母と暮らした日々が走馬灯のようによみがえってきた。(能村研三 序より)
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序:能村研三/跋:森岡正作 |
46判/224頁/上製本 ISBN978-4-86435-492-9 C0092 |
定価:2,200円(税込) |
発売:2022年2月5日
目次
序 能村研三
Ⅰ 雪 代
Ⅱ 雛の軸
Ⅲ 命 毛
Ⅳ 鳰 鳥
Ⅴ 一座建立
Ⅵ 会津嶺
Ⅶ 炉 開
跋 森岡正作
あとがき