書籍一覧 新刊
堀田京子 詩集
『吾亦紅』
堀田氏は「吾亦紅」の「花言葉」に前向きに生きる意味を宿しているかのようだ。我もまたこの世で紅に染まる頰を持つ一人の「可憐な存在」であり、「自立心」を抱えて秋の野に佇み、前向きに「挑戦する存在」の姿を立ち上らせてくれる。そんな詩「吾亦紅」は「可憐」「自立」「挑戦」などの新たな「花言葉」の意味を私たちに抱かせる詩と言えるだろう。(鈴木比佐雄 解説より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/320頁/並製本 ISBN978-4-86435-511-7 C0092 |
定価:1,980円(税込) |
発売:2021年12月23日
目次
序文 子供時代・私が生まれて育ったところ
一章 吾亦紅
吾亦紅
母のかい巻き
きもの
母の手
ねぎ
ふるさと
古井戸
蚊帳の中
道祖神さま
お盆さま
炭火
お弔い
二章 あら草賛歌
あら草賛歌
かけがえのない一日
皇帝ダリア
ちびっこ賛歌
さくら
種をまく
白い花
六月の風
好き 好き
サボテンの花
幸せ見つけた
愛しの花よ
金魚
海
彼岸花
矢車草
三章 ありがとうの詩
ありがとうの詩
Tさんへ贈る言葉
コロコロ コロナ
ダンゴ虫
マイファミリー
だるまさん
月も隠れて
あれも これも
ああ 空よ
ありがとうの心
四章 懺悔
あんなことこんなこと 子育て奮闘記
頭蓋骨 骨折か
懺悔
中学時代
反抗期
大学 それから
母からの手紙
長女・K子 転機がやってきた 膠原病発症
行ってきました お伊勢詣り・熊野三山
五章 ひぐらし挽歌
ひぐらし挽歌
沖縄よ 記憶をつなぐ
ウソ ホント ホントですか
炭は宝 令和の炭女
明日は 我が身か
エール こもりびとよ 「乗り越えて!」
いつかその日まで
憤慨 廃棄食
春 スタートの時
パラスポーツ
消毒時代
花粉症
抱き人形
三・一一 あれから
六章 無常の風
無常の風
日がな一日
好きなことを
すべては学び
白い道
どうして
人は皆
命日の孤独
喜寿
老いの初心
老いを生きる
陽だまりのロマンス
新型コロナ
七章 風船王子の夢(幸物語り)
風船王子の夢
おすそ分け・とっぴんしゃんの ぱらりんこ
大きなミカンの木の下で
八章 短歌
76ころび77起き 沈思黙考
コロナ禍に
九章 迷える老羊
迷える老羊 今日も行く
令和の詐欺師
もったいない……
ゲノム食品 驚きモモの木
「人は物語を生きている」という
共に生きる 明日は
最後の旅 モンゴル・ウランバートル
解説 鈴木比佐雄
あとがきに代えて 大脱走 新しい出発
著者略歴