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46判/360頁/上製本 ISBN978-4-86435-434-9 C1095 |
定価:2,200円(税込) |
発売:2020年4月15日
目次
Ⅰ 魂の教育者 詩人近藤益雄「戦前」
一、長崎綴方教育の創始者
二、益雄と第一童謡集『狐の提灯』(上志佐小時代)
三、第二童謡集『五島列島』(小値賀小時代)
四、文詩集「勉強兵隊」と童詩教育
五、リアリズムとヒューマニズムの道へ
―児童生活詩として長い詩を―(田平尋常高等小時代)
六、地域の文化を高めるために〝貧困との闘い〟
―児童生活研究所の創設―(田助尋常高等小時代)
七、決戦体制下の混迷と葛藤の中で
―「人間・益雄」を支えた短歌会(平戸高等女学校時代)―
八、短歌集『火を継ぐ』
―どうしたって黙っていられるものか 愛するものを死なしてしまって―
Ⅱ 魂の教育者 詩人近藤益雄「戦後」
九、民主国家・民主教育建設への道①
―綴方復興・胸のおどること!―
十、民主国家・民主教育建設への道②
〝益雄が夢みたものは〟貧しさからの解放、ゆたかさの建設
―学校を村の文化の源に 田助中教頭・田平小校長時代―
十一、知的障がい児教育の歩み① 「みどり組の誕生」
―これがほんとうの私のイス あたたかな日のこどもがもたれてきたり―
十二、知的障がい児教育の歩み② 「書くことの指導」
―言葉の感覚を磨くことは生活感情を美しく豊かにする―
十三、知的障がい児教育の歩み③
「みどり組への偏見」 ―君たちはどう生きるか―
十四、知的障がい児教育の歩み④
―入所施設「のぎく寮」の創設 一九五三~六一年―
付録 朗読劇脚本「のぎく寮」
脚本・演出=高知「劇団the創」西森良子
十五、第二詩集『ちえおくれの子たちと』
―新美南吉と八木重吉と―
十六、第三詩集『この子をひざに』
―ちえおくれの 子どもたちと―
十七、第四詩集『春あさき水にきて』
―親子・家族の絆のなかで―
十八、第五詩集『痴愚天国』
―のぎく学園となずな寮 益雄のめざしたものは?―
十九、最後の詩集:第六詩集『木のうた』
―最終章 一、「愛と平和への願い」―
二十、最後の詩集:第六詩集『木のうた』
―最終章 二、殉教「智恵の遅れた子等への救世の道」―
参考文献
【解説】近藤益雄の「慈しみ溢れる詩」を語り継ぐ人 鈴木比佐雄
あとがき
近藤益雄 略歴
永山絹枝 略歴