句集・歌集
齊藤保志 句集
『花投ぐ日』
齊藤保志氏の句には、戻らない父からの便りが届く。すると「路地裏にパン焼くかほり」が漂いはじめ、「竿竹の売り声」が春の風に乗って響きわたり、「いまだ見ぬ父眠る島」に「梅雨の蝶」となって、「父の日」には南太平洋の海に花を投げ入れるのだ。(鈴木比佐雄)
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解説:鈴木光影 |
46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-347-2 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2018年6月22日
目次
Ⅰ 路地裏 二〇〇八年
Ⅱ 竿竹の売り声 二〇〇九年
Ⅲ 一壺天 二〇一〇年
Ⅳ 雛の深呼吸 二〇一一年
Ⅴ 暮六の匂ひ 二〇一二年
Ⅵ 父眠る島 二〇一三年
Ⅶ 螢狩 二〇一四年
Ⅷ 花投ぐ日 二〇一五年
Ⅸ 荒神輿 二〇一六年
Ⅹ 冬樹の芽 二〇一七年
解説 鈴木光影
あとがき
略歴