新城貞夫 詩集
『前奏曲―魂には翼がある』
一九六五年当時の沖縄は米軍占領下であり、沖縄戦の悲劇に加えて膨大な米軍基地に取り囲まれながら、新城氏はニーチェを手掛かりにして国家や社会や宗教などの支配から逃れようと、根源的な自由を「前奏曲」を響かせるように軽やかに書き記していたに違いない。(鈴木比佐雄「解説」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/288頁/並製本 ISBN978-4-86435-399-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2019年8月30日
目 次
Ⅰ
前奏曲
間奏曲
Ⅱ
御成婚と短歌
短歌の庶民性 ―城原啓司氏への反論―
短歌に虚構と思想を
若干のこと ―歌誌「九年母」五、六月号から―
知念光男さんへ
歴史病理学の成立のために
―歴史における絶望の拒否について―
デモ事件のまん中で
自著を語る・『新城貞夫歌集』五十部限定版
異議申立 Ⅱ
仲道郁代ピアノ・リサイタルヘ
ポルトゥガールにサヨナラを!
ヘイト・スピーチか
―「腐れナイチャーや」―
歌集『褐色のライチ』鷲尾三枝子を読む
當間實光歌集『喜屋武岬』を読む
限定版より
『新城貞夫歌集Ⅱ』 追記と訂正
Ⅲ
歌文集『アジアの片隅で』を読む会
沖縄タイムス芸術選賞贈呈式で
Ⅳ
誤訳集―falsche Übersetzung―
解説 鈴木比佐雄
あとがき
著者略歴