平松伴子 小説集
『平凡な女 冬子』
私は山梨県の出身で、しかも、天平時代から存在している「八代郡」の人間です。「八代郡」は百済の人々が渡来して開拓した場所です。山梨県には高句麗の人々が開拓した「巨麻(巨摩)郡」もあります。何故、国を失った百済と高句麗の人々が山深い山梨に渡来して、仏教をはじめ、中国・朝鮮の文化・芸術・学問・政治・養蚕・製糸業を伝来したのか、不思議でしょう?更に、川越に住むようになったら、日高市に「高句麗神社」がありました。私は、とり憑かれたように二人の娘を車に乗せて、何度も「高句麗神社」に行き、心が静まるのを感じました。(著者「あとがき」より)
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46判/304頁/並製本 ISBN978-4-86435-396-0 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2019年6月17日
目 次
平松伴子小説集
平凡な女 冬子 目次
⑴ 平凡な娘
⑵ 墨のかおり
⑶ 無欲な選択
⑷ ディスカバー地元
⑸ 地元の歴史
⑹ 市民の生活
⑺ 会計事務所
⑻ 資産管理
⑼ 高倉家の歴史を知る
⑽ 小枝夫人の涙
⑾ 息子への愛
⑿ 加代子の驚愕
⒀ ハングルと茶道
⒁ 泉田先生と敬信
⒂ 加代子と敬信
⒃ 平凡に生きる
参考文献
著者略歴
あとがき