栗原澪子歌集
『独居小吟』
栗原澪子氏の短歌はかつて師・菅原克己が指摘していた「澄んだ一本の光のように」紡ぎ出されている。そんな今を真剣に生き他者の痛みを自己に問い掛け、共によりよく生きようとする短歌の試みを多くの人びとに読んで欲しいと願っている。(鈴木比佐雄 解説文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/216頁/上製本 ISBN978-4-86435-387-8 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
発売:2019年3月29日
目 次
Ⅰ 2012年~2014年/80歳~82歳
ボトルの水
タンバリン
鵯に告ぐべくもなし
衆議院選挙自民圧勝
売茶翁
谷中の寺
ヒロシマ忌
夏萩の花
沖縄の海
Ⅱ 2015年~2016年/83歳~84歳
ぬか漬け
春しぶき
運転免許返上
ポスターカラー
夢の脳
自転車
猛暑
雨戸
槌音
Ⅲ 2017年~2019年/85歳~87歳
杏酒
待合室
点検
年末年始
マルワリード用水路
十七忌
わが差別の記
布団叩き
解説 鈴木比佐雄
あとがき
著者略歴