大畑善昭 句集
『一樹』
大畑氏の句に見られる北国の光景そのものが浄土であるかのような暖かな視線や、仏教用語や念仏を織り込んでいる句には、「一樹」としての「広大無辺な慈悲」を濃厚に感じさせてくれる。それが大畑氏の俳句の魅力的な特徴だろう。(鈴木比佐雄・解説文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-372-4 C1092 |
定価:2,200円(税込) |
発売:2018年12月17日
目次
序 能村研三
一章 口伝 昭和五十三年~平成元年
稲架の脚 昭和五十三年
思惟仏 昭和五十四年
田植寒 昭和五十五年
猟期 昭和五十六年
ひつじぐさ 昭和五十七年
一樹 昭和五十八年
長手紙 昭和五十九年
山ざくら 昭和六十年
四温光 昭和六十一年
袋蜘蛛 昭和六十二年
芒の穂 昭和六十三年
露太るこゑ 平成元年
二章 千古 平成二年~平成八年
白障子 平成二年
木の芽和 平成三年
金環の目 平成四年
羽音 平成五年
閼伽の水 平成六年
絵心経 平成七年
賢治祭 平成八年
三章 火脈 平成九年~平成二十二年
無碍 平成九年
雪卸 平成十年
珠の眠り 平成十一年
青日照雨 平成十二年
露草鞋 平成十三年
真白き帆 平成十四年
天体 平成十五年
男梅雨 平成十六年
一泉 平成十七年
いのちの芽 平成十八年
秋の瀧 平成十九年
鬼剣舞 平成二十年
瑞鳥 平成二十一年
勝縁 平成二十二年
四章 泥岩帯 平成二年~平成二十二年
(同人誌「草笛」より)
朴の黙
縞服
稲の花
大霞
ほむら
両手
解説 鈴木比佐雄
あとがき
略歴