ミカヅキカゲリ 詩集
『水鏡』
少女の違和感も、時代の孤独も、自殺未遂も、障がいも、受けとめながら乗り越えて、四肢麻痺の車椅子に乗って、空をあきらめない詩人誕生。三日月と夜空が織り成す翳りのように、心の鏡は波うっている。
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解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-363-2 C1095 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2018年10月29日
目次
巴里のおんなのひと
ふっと
傍観者
すれ違う朝
危険人物
水に流す
地図描き
愛しいと哀しい
海菖蒲のダンス
落ち葉の励まし
この間弟が
はつ夏の
だあいじょぶ
解剖ごっこ
闇
台所囚人
熱発ニザカナ
くすり指の病巣
沈黙のひと
振り翳す
よりを戻す
癒し
哀愁キリギリス
欠陥品同士
サボタージュ
鈴
ただただ歌ってゐる世界
氷砂糖 (短歌)
マイナスイオン(短歌)
眠りの時間
ゼロの領域
呼び声
空白と向き合う
不自由の象徴
研磨傷
記憶する匂い
いちばんの基本
空をあきらめない
わたしにできること
うたう
たまご名刺
むらさきの月
秋の菜の花
雪の襲撃
たとえばわたしの
エイプリルフール
生きている心の宝石、いま大きな舞台で輝く 佐相憲一
あとがき
略歴