新城貞夫
『妄想録―思考する石ころ』
沖縄の歌人新城貞夫氏の新刊『妄想録―思考する石ころ』は、突き詰められた直観とそれに基づいた思索力の自在な展開が生み出した啓示的な文体によって記されている。これほど精神の自由な人間は滅多にいないと思わせるほどの潔さが、文章に備わっている。(鈴木比佐雄 解説より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/176頁/並製本 ISBN978-4-86435-361-8 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2018年10月2日
目次
1 夢の欠片
2 思考する石ころ
3 文化の他者排撃性
4 自前の思想
5 庭園論
6 不幸論
7 中庸を心得ている
8 死にたくないよ、と私は云った。
9 「反知性主義」狩り
10 老人の妄想力
11 文体とは肉体である
12 ドイツ語の「Karoshi」
13 消えてゆく男たちの肖像
解説 鈴木比佐雄
あとがき
著者略歴