鈴木貴雄 小説
『ツダヌマサクリファイ』
人の心が開いていく、模索と予感に満ちた物語。ふとしたことからつながるものが不思議な力を生み出す。再生する伸びやかな命が試行錯誤する過程での犠牲。新しく踏み出す儀式として、かなしみや傷と向き合う青春の胸の内、そして鏡の向こうに過ぎていく時間への惜別が淡く刻印されている。(佐相憲一 解説文より)
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解説:佐相憲一 |
文庫判/96頁/並製本 ISBN978-4-86435-334-2 C0093 |
定価:990円(税込) |
発売:2018年3月12日
〈ツダヌマサクリファイ〉
登場人物が舞うステージとなる地名と、犠牲を意味する単語を混成した
造語。
語源となるsacrificeのラテン語は、sacer(神聖な)とfacere(作る)の
連結形により、一三世紀頃、規定された(『リーダーズ英和辞典』参照)。
解説 鈴木貴雄小説集『ツダヌマサクリファイ』
現実は実際、夢のようである
佐相 憲一(詩人)