書籍一覧 新刊
いとう柚子 詩集
『冬青草をふんで』
いとう柚子氏の詩篇を読んでいると、自分がいつも急かされている日常の時間感覚が遮断されて、どこか懐かしいけれども異次元にも似た本来的な時間感覚が甦ってくる気がする。いとう氏の詩語のしなやかな魅力は、そのような独特のゆるやかな時間感覚に読者を導いてくれる。(鈴木比佐雄「解説」より)
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A5判/112頁/並製本 ISBN978-4-86435-392-2 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2019年5月30日
目 次
序詩 冬青草をふんで
Ⅰ
長い散歩
こいうた
竹の秋
自画像 ―卒業するSに―
春の陽と
六月
影
渡る
Ⅱ
ゴールウェイの街で ―あいるらんど―
if
ヘブンリーブルーの壁
はじまりの秋
十一月がおわる日に
三人称
春の鳥かご
ハイクが海のむこうから
Ⅲ
らくしゅ
定位置
お返し
白猫ミュウ
たごとのつき
健診の日に
その前の日
陶片
鈴木比佐雄
あとがき