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田中作子・愛読詩選集
『ひとりあそび』
生きる姿とは、田中さんの言葉では「ひとりあそび」になるのかも知れない。つまり「ひとりあそび」という自己を解放しながら自己を鍛える時間を過ごしていくことが、これから出会う他者の時間を尊重し、未知の豊かな出会いの時間である「待合せ」を可能とするのだということを直観しているのだろう。(鈴木比佐雄 解説文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5変形判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-328-1 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2018年3月12日
目次
序詩 「待合せ」
一章 「ひとりあそび」
ひとりあそび
刻
挽 歌
アイロン掛け
箱
鏡
螢とUFO
鬼ごっこ
ゆうぐれ
ゆうべ
梅古木
月夜の海
二章 「初秋の言葉」
春の朝
吉野夕景
吉野旅情
鉄砲百合
桐の花
藤
路地の中の露地
七夕の夜
さるすべり
―四十五年を経て―
秋晴れ
初秋の言葉
形のまま
山茶花
冬の薔薇
三章 「小さな窓」
水の音
やじろべえ
ツタンカーメンの
えんどう豆
―S・Oさんへ―
菠薐草
街路樹に
アメリカ育ちの風味
子孝行
カラスの眼
小さな窓
明 日
廂の下
解説 鈴木比佐雄
略歴