佐藤勝太 詩集
『佇まい』
人情味あふれる、とぼけたユーモア、自分自身に厳しく、他者に優しい観察眼と内省力で、多面的なテーマを貫く人間詩想が味わい深い。(佐相憲一 解説より)
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解説:佐相憲一 |
46判/208頁/並製本 ISBN978-4-86435-321-2 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2017年11月29日
目次
Ⅰ 自画像
自画像
テレビの中の顔
枯れていく頭
手
掌
勤めの朝
すみれの咲く径
憎しみを消して
癒しの散策
旨酒
動作の意味
探していた
わが半生
冷たい風
呆けの前兆か
火影
詩作の動機
詩作の行方
心象と心証
無心の笑顔
独り言
夢の人生
Ⅱ 肖像
無口なことば
男
港で暮らす
湖畔で眠る石像の人
土と親しむ
青春をなぞって
遠い耳
病院の老人
月影の祖母
旧友の哀しみ
新しい生き方
黙想のとき
Ⅲ 戦中から現代へ
高校野球
移りゆく時代
遥かな目的
忘れられないこと
軍国主義の終り
島国の宿命
平和なハワイ
友ヶ島の歴史
時代の変遷
独白
人生百歳時代
高齢化の日本人
長生き老人は幸せか
星たちの願い
Ⅳ ふるさと・青春
さらばふるさと
ふるさとの町
寝小便小僧
幼い日の記憶
ふるさとの小道
後悔のことごと
気紛れのとき
木枯らし
とりとめもなく
去っていく世代
懐かしい神戸
去った青春
さまよう青春
父母の面影
冥途の土産
形見
焼芋
人の変心
無言の墓碑
墓地の父母
身支度
生きる
Ⅴ 山・島
山に生きる人々
山上の花
錆びたピッケル
島の駐在所
八丈島物語
Ⅵ 千里川
朝の川筋
どんなもんじゃ
川水の夢
朝の散歩道
隼の旅
早春賦
風の行方
残照
解説 多面的なテーマを貫く人間詩想の体温 佐相憲一
あとがき
著者プロフィール