句集・歌集
大湯邦代 歌集
『玻璃の伽藍』
わたくしが招かれた玻璃の伽藍とは、熱帯植物繚乱の温室にかたどられた詩歌の世界である。この作品の中に、どう読んでも、わたくしは、冒頭の「シャガールの馬」同様に、求道の対象を見てしまうのである。(依田仁美 解説より)
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解説:依田仁美 |
46判/160頁/上製本 ISBN978-4-86435-298-7 C1092 |
定価:1,944円(税込) |
発売:2017年6月29日
目次
シャガールの馬
壺中の春
時計を埋む
狂詩曲は「死」
子取ろ子盗ろ
夏の亡きがら
秋よ翳るな
戀せし戀の
花狂い
玻璃の伽藍
オーロラの旗
一期の炎
色立体
夜を零れよ
溺れゆくべし
スペインの紅
一夜はひと世
夢の扉
蒼光る刃
修羅の影
さくら結界
解説 依田仁美