望月孝一 歌集
『チェーホフの背骨』
『チェーホフの背骨』一巻は多岐にわたるテーマを持ちながらも、底に流れるものは人間の尊厳を考え、またどう生きてゆくかという問題を独自な視点で問い続けており、思索に富む。(影山美智子「解説」より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:影山美智子 |
46判/192頁/並製本 ISBN978-4-86435-295-6 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2017年5月30日
目次
Ⅰ 二〇一一~二〇一二
三月十一日の角過ぎて
発語なけれど
梅雨明けのころ
節電志向
人生相談「悩みのるつぼ」
大日岳
弟の切手アルバム
妻に母逝く
張り紙
水槽に生きるものたち
「セレモ」遠くに
チェーホフ『サハリン島』 一
チェーホフ『サハリン島』 二
チェーホフ『サハリン島』 三
Ⅱ 二〇一三~二〇一四
母のノート
ガイガーの夏
父の戦場 一
父の戦場 二
ドレスデンから来たカメラ
春まつこころ
水兵なりし伯父 一
水兵なりし伯父 二
母にさよなら
『赤紙の兵隊日記』 一
『赤紙の兵隊日記』 二
『赤紙の兵隊日記』 三
古稀だなんて 二〇一四年十二月
Ⅲ 二〇一五~二〇一六
希望
梅祭り
クォーターバイク 一
クォーターバイク 二
義兄の退院
晩夏
洪水
ネコノヒゲ
一木一草
五月三日に
南杣村杉谷
秩父 おおかみの護符
白砂山
解説 影山美智子
あとがき