青柳晶子詩集
『草萌え』
一瞬一瞬に「水の星」で生きている健気な草や生きものたち。その囁きやお喋りや悲鳴に耳を澄ましその姿に驚き見とれる。「はじめて虹をみた」と跳ねあがる子供たちと一緒になって青柳晶子さんは「みんなが幸せでありますように」と祈るのだ。(鈴木比佐雄、帯文)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
栞解説文:佐相憲一 |
A5判/128頁/上製本 ISBN978-4-86435-290-1 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
発売:2017年5月26日
目次
Ⅰ 歳時記 ~一年から時代へ~
一年
立秋
祈りの木
野分
立冬
冬日
忘れない日
梅雨明け
葉月
白い日
時代
返歌
Ⅱ 息吹 ~風が来る~
貴婦人
一杯の水
草萌え
チェリー
グリーンネックレス
風が来る
花の色
りんどう
秋のバラ
銀杏譚
雀
落花
Ⅲ 感触 ~まわる~
息
音
耳
手
青
浅蜊
鹿
虹
勝負
黒猫
名について
まわる
Ⅳ 場所 ~歩く~
島
半月峠
二荒山神社
遠い茅ヶ崎
泣きぬれて
買物へ
悩む水
ポストまで
惑星
まゆ
歩く
あとがき
略歴