かわいふくみ詩集
『理科室がにおってくる』
解剖され、ピン留めされているのは、他生物や他者と共に、人間であり、自分自身だ。人はそうして生きることの何かと向き合うのだろう。ここに作者の〈詩〉がある。(佐相憲一「栞解説文」より)
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佐相憲一 |
46判/248頁/並製本 ISBN978-4-86435-283-3 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2017年2月3日
目次
Ⅰ
一粒のダイヤ
理科室
捌 く
ノ ラ
つながってゆく
グレーゾーン
鳥
白銀の翼
子 羊
空き缶
あばたも末成りも
ギロチン
伝言板
生物の授業中
柊
今日の都
トケイ草
Ⅱ
草はらの住人
雨の七変化
現在地
時が止まるとき
旅 程
水族館
ウミガメの子
でこぼこ
ただ不可欠なものとして
そして 地球
風媒花
晩 秋
鳩の幻影
お 面
シャッター通り
風の飛脚便
あとがき