キャロリン・メアリー・クリーフェルド日英詩画集
『神様がくれたキス The Divine Kiss』
キャロリン・クリーフェルドは西欧近代の過誤である欲得ずくの合理主義が私たちの現代世界を破滅の深淵にまで導いてゆくことをすでに深く洞察して、私たち自身を根元的な在り様へ立ち返るべく示唆している。世界を対象化し、分割して、人間の支配や所有の欲望の恣にするのではなく、私たち自身をもう一度、〈全一性〉のなかに置き直すことこそが必要なのだと、彼女はこれらの詩篇や画面を通じて語りかけているのだ。(清水茂「序文」より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
B5判/72頁/並製本 ISBN978-4-86435-277-2 C0071 |
定価:1,944円(税込) |
発売:2017年1月30日
目次
感 謝
序 文 ダリン・デテラ
序 文 清水 茂
解 説 ジェイ・イタリアンダー
カーペレス展示会に関する代表的な意見
絵について
無のかけら
荒野の欲望
貴方が欲しいわ
黄金の魚たち
完全な新しい太陽
愛の神エロスから生まれて
コモ湖の恋人たち
キス
栄光の響き
魂のミルク
愛の神エロスよ、憐みを
有難う
魔術そのもの
自由奔放なジプシーの戯れ
魔術的な同時性
敬意を捧げて デイビッド・カンパーニャ
美術家から キャロリン・メアリー・クリーフェルド
著者紹介
私の美術について
訳者紹介
訳者あとがき
「愛の神エロスから生まれて」からの引用
The text in the original