福田淑子 歌集
『ショパンの孤独』
福田さんの短歌は深層に潜む孤独の旋律であるが、孤独を貫いて孤独をつなげて豊かな共同体をイメージしていくような短歌を創造していると私には感じられた。(鈴木比佐雄「解説」より)
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解説:鈴木比佐雄 |
46判/176頁/並製本 ISBN978-4-86435-276-5 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年11月28日
目次
Ⅰ わが三十七兆細胞
群雲
赤き実
繭籠もり
夏の光
盛夏
ダーク・マター
入道雲
消滅幻想
迦具夜
地球船
超新星
冬空
明日への神話
ホモ・サピエンス
春の祭典
檸檬
光琳
花筏
大国主命
孤体
Ⅱ ショパンの孤独
ショパンの孤独
立ち葵
蝉しぐれ
木漏れ日
風立ちぬ
麦畑
夏木立
秋
孤立
冷気
風雪
キリコ
アラベスク
水
みづうみ
ルーベンス
ピカソ
病室
傷ましきパリ
木枯らし
南天
砂嵐
染井吉野
早春
爛漫
水の星
煙幕
生息
隠力
他人
痛覚
我が銀河
若冲の眼
優しきこゑ
闇深き街路樹
交響曲
大空
Ⅲ 夜来香
友なる草木
終章
夜来香
位置
青年
異星人
地球人Ⅰ
地球人Ⅱ
山小屋
文明
一日
此岸
幼年追記
民子追悼
草木
コンツェルト
早春
行く春
望郷
佇む
白秋
奈良
暮れゆく都
秋極まる
冬日
望春
望国
新緑
どしや降り
分光計
晩春
真夏日
秋日和
異国
迎春
被災地
花贄
盛夏
西宮
ARABU
落葉
南十子星
満月 同級生の死を悼みて
秋陽
冬到来
Ⅳ Last love
Last love
孤独なる球体
解説 鈴木比佐雄
跋文 村永大和
あとがき