土居龍二小説集
『ポンペイの夾竹桃』
戦前から柏市に暮らす小説家・土居龍二は愛すべき人間、家族、生き物たちを活写し続ける。Ⅰでは孫を命がけで教え諭す祖父の奮闘が書かれ、Ⅱでは動物界に入りその生態を実験的手法で表し、Ⅲでは老年の情感に満ちた性愛と旅立ちを描き出す。(帯文より)
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46判/272頁/並製本 ISBN978-4-86435-271-0 C0093 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年11月1日
目次
Ⅰ 命を生きよ
祖父の訓戒
金木犀の匂い
憂いの奥山
Ⅱ 動物譚
猿がゴリラになりたいと思い込むようになるまでの話
牝犬のタロウ
カラスよ
ひよこは空を飛ぶか
頭の中にねずみはいるか
Ⅲ ポンペイの夾竹桃
ポンペイの夾竹桃
あとがき
略 歴