末松努詩集
『淡く青い、水のほとり』
末松努さんの詩には私がかつてどこかで見たであろう、懐かしくも美しい光景が広がっている。その光景は原初の生き物たちが生まれた水辺であり、多様な存在がそこで進化して命を繫いでいる場所であるだろう。(鈴木比佐雄・解説より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-265-9 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年9月2日
目次
Ⅰ章 つながるいのち
淡く青い、水のほとり
波 間
陽射し
つながるいのち
包まれた空
こころの処方箋
沈む夕陽、昇る朝陽
あさひの行方
蝶の舞い
まなざし
stay hungry, stay foolish
帰る場所
神の居場所
ちぎられるちぎり
なくならぬ
Ⅱ章 世界はそこで香りを放つ
ファイト
逃走犯
空白(イマジネーション・ウォー)
永遠の
無き答え
いきる
透明な汚水
戦 場
世界はそこで香りを放つ
裁判官の明日
みかんせい
叫 び
戦
鏡
Ⅲ章 あいのこきゅう
息
香 り
無 口
とまどい
解 く
触れる
はかなきひと
傷
まなざし
情熱の色
公 式
互いの違い
ほどく
行 先
眠 り
誰かと
命の巡り
沈 黙
解説「それぞれのより良き世界」に立ち還る人 鈴木比佐雄
あとがき
略歴