美濃吉昭詩集
『或る一年~詩の旅~』
過ぎていく歳月に情景や想念が刻まれる。独自の感覚で発見に満ちた詩的歳時記。内面に映し出された生のありようのひろがり。建築設計の第一人者、ひょうひょうと現代詩に帰還。(佐相憲一・帯文より)
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解説:佐相憲一 |
A5判/208頁/上製本 ISBN978-4-86435-260-4 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年8月23日
目次
或る一年 Ⅰ そうにちがいない
四月の女
五月の陽を浴び
学園前のひと
公園の七月は
図書館
初 秋
急行電車の女達
帰 路
黄昏の雲は
一月の朝
深 夜
愛の美術館
或る一年 Ⅱ どうしたものか
都 市
春宵一刻
赤い月
夜 市
橋
苦説 カルメン
ユニセフの樹
人 為「どうしたものか」
夜 行
ピノッキオ
出会い
雨 水
或る一年 Ⅲ 旅の中国と韓国
旅のお札
西門市場
国際市場
予 感
海水温のお化け
旧上海天文台
観 光
風 水
韓さんの郷里
海鮮餐庁
雨
旅のお札(二)
或る一年 Ⅳ 旅の欧州
バロックの華
ローマ
スイス
五ツ星の路
死
ピープル・ウォール
旅 愁
オペラ座の怪人
楽友協会ホール
ウイーン
不凍港
ゴシックの森
或る一年 Ⅴ なにがあるの
なにがあるの
コブラの街で
害 虫
微 笑
由良さん
聖なる朝
急 行
通勤電車
船長の夢
タヌキの腹鼓
甘 雨
いこいの時に
解説 不思議な感覚で映し出される生のありようの詩的歳時記
佐相憲一
あとがき
著者略歴