高橋静恵詩集
『梅の切り株』
高橋静恵さんの詩はさりげない言葉で、身近な傍らに確かに存在して、懸命に生きるものたちの健気さを伝えてくれ、この世に生きる姿を痛みのように心に刻んでくれる。(鈴木比佐雄・解説文より)
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解説:鈴木比佐雄 |
A5判/144頁/並製本 ISBN978-4-86435-259-8 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年7月27日
目次
序詩 福島の桃
Ⅰ章 梅の切り株
梅の花が咲き
梅の切り株
若葉のように
ふらふらした魂
土の歯ぎしり
泣く女
Ⅱ章 五月の献立
五月の献立
梅ジャム
五月の風
雨だれ
House Warming
夏の朝
失くしたサンダル
ちいさな涙
Ⅲ章 秋の顔、冬の匂い
秋の顔
とうもろこし畑
新米
柿の木
十二月
冬の匂い
耐寒
二月の雪
Ⅳ章 生のリズム
福寿草
花見
おらが春
四月
包む
はじめの一歩
季節の内側で
生のリズム
解説
跋文
あとがき