二階堂晃子詩集
『音たてて幸せがくるように』
悲惨な現実が正面から出てくるにも関わらず、作品群の全体は親しみ深く温かい。つらいからこそ、そこにあるかけがえのない共感と交流の心を大切にする。告発すると共に、その先のひとりひとりの幸せこそを願っているのだ。困難を抱える地から命の祝福に満ちた詩集が届けられたことを喜びたい。(佐相憲一・解説文より)
ダウンロード不要の電子ブックが開きます。
その他にも立ち読み可能な書籍がございます
【コールサック社電子ブック立ち読みサイトはこちら】
解説:佐相憲一 |
A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-249-9 C1092 |
定価:1,620円(税込) |
発売:2016年4月14日
目次
序詩 イチゴ大福
Ⅰ 見えない被害
わらいばなし
書付
見えない被害
同級会の宵
地図がなくなった
学校
除染
絆されまい
希望牧場の牛
風味
奇蹟の酒
ほくそえむだれか
思考の不思議
常磐自動車道
街を創ろう
画龍点睛
プレゼント
再開ウォーキング
やあ、こんにちは
Ⅱ 誰かと
誰かと
初雪
深夜がんばり隊
すさまじい無言
彩マイルーム
時を結う
朝のたちつてと
三S女子会
エンドレスの幻灯
意外な話
みんななかよしでなくていい
使者
何を
手を触れないで
ソネット なごり
八歳になる君が
古稀
三人は語り始めた
雨の日の想い
解説 困難な状況の中の命の祝福と共感
佐相憲一
あとがき
略歴