「COALSACK」(石炭袋)85号 2016年3月1日
定価:1,080円(送料込)
詩人のギャラリー 淺山泰美
扉詩 山﨑夏代 幽鬼
詩 崔龍源 ハンマー
日野笙子 ブラインドを指で広げると/ミッドナイトサイクル
曽我貢誠 友だち/春/こわれた心/壁
市川篤 少し戻ろうか/冒険者/HEAVEN/銀幕
西野りーあ 芽吹く屍の五月―挽歌―/ひとさらい―兄はいっときひとさらいをしていた― /異郷幻霊篇
勝嶋啓太 声/着ぐるみ
中原かな ひがないちにち
青柳晶子 立冬
洲史 風景五〇二法廷
有馬敲 ほら吹き将軍2016
佐々木淑子 夕焼け
若宮明彦 函館あじさい塩ラーメン
淺山泰美 家族
酒井一吉 ためされている/エボシオトシ
風守 リアルブレイクスルー
秋野かよ子 シラウオ/ユキヤナギ/冬の夜1/冬の夜2
速水晃 生きもの百態(6)
宮川達二 二人の手
榊原敬子 記憶
山口修 約束/十年の明日
記録
『平和をとわに心に刻む三◯五人詩集』
『生存権はどうなった』合同出版記念会
森三紗 今こそ非戦・反戦のこころをとわに誓う
山村礼子★にゃき 生存権 健忘録
詩人論 永山絹枝 魂の教育者・詩人近藤益雄を読む その三 第二童謡集『五島列島』42
詩人論 尾崎寿一郎 ランボーをめぐる諸説(16)
湯浅博雄のランボー
俳人論 鈴木光影 原詩夏至俳句論考 ―「蛇穴」としての俳句
小詩集
高橋郁男 『風信』
佐藤克哉 『いとほしきもの』九篇
美濃吉昭 『或る一年・旅』
井上摩耶 『何処かで誰かと』四篇
神月ROI 『組詩 秘められた神話』第四回
黒木アン 『春風が撫でていく頬へ』四篇
詩集評
若宮明彦 永久凍土を溶かす言葉はあるか
詩誌評
山口修 2015年 夏から秋にかけて発行された詩誌から
現代詩時評
佐相憲一 時代を書くということ
俳句時評
川村杳平 俳句時評と批評ということ
短歌時評
原詩夏至 「商品」と「産業廃棄物」
詩 羽島貝 ちいさな口論の果てに。
/素描XXXVIII/素描XXXIX/素描XLIX/素描XLV/素描XXXV
竹森絵美 あなたの手紙の詰まった美しいゴミ箱/シンデレラ
末松努 淡く青い、水のほとり/三日月の滝
小山健 光と孤独/小麦色/公園にて
鳥巣郁美 足音/誘うものは
中林経城 春恨
久嶋信子 もういちど
栗和実 投げる言葉/君の縮まるシャッターの眸よ/私の見た先生
原詩夏至 カナリア大作戦
松本高直 コンポジション・水鏡
結城文 奇妙な朝食
根本昌幸 妖怪/前へ前へと/猫が行く
みうらひろこ 少年は荒野へ/夜のアトリエ
貝塚津音魚 逃走したイノシシ/老人に/老人に群がるアリ/終焉
酒井力 いま 林から
堀田京子 お蚕さま
杉本知政 手を取り合い
松尾静子 紫苑
古城いつも ビオラ/鶴亀高砂カフェ/北は玄武の
木村孝夫 漂流する老人
外村文象 再びの春に/最期
皆木信昭 老い その9
中村花木 越冬
エッセイ
宮川達二 ノースランド・カフェの片隅で ―文学&紀行エッセイ 連載第七回 湯島―木島始、玉井五一、グッドマンを偲ぶ―
うおずみ千尋 盲目の日に 秋の日の美術館
中原かな 病窓
杣游 傘寿るんるん
矢城道子 アスタルテ書房の終焉を知って
北畑正人 詩人の俤 第六回
淺山泰美 チベットの祈り
堀田京子 マルタ共和国・日本の印象展 ブーゲンビリアの咲く国で
翻訳詩
ビアトリス・エル (Beatrice Yell)
イコン/弦/ジャズ・インプレッション―(マチスに刺激されて)― 結城文訳
申鉉林 あなたを呼ぶ/赤い灯が実る時 権宅明訳・佐川亜紀監修
ラファエル・ジーザス・ゴンザレズ
ミクトランへ行く巡礼者への助言
(ナワトル語調で) 郡山直訳
俳句
原詩夏至 佐渡など
石村石芯 雑草流句心(三)─人も笑み
短歌
原詩夏至 遮断機
小説 北嶋節子 曼珠沙華
白糸雅樹 素晴らしき新世界より
詩 石村柳三 命終の旅人
坂本梧朗 個別性に緊張する/安らぎ
奥山侑司 暁 ―オレ、男、父親
田島廣子 赤児になる/鍵/アフリカ ウガンダの森
福山重博 僕の飼主の饒舌な夜/末裔Ⅰ/末裔Ⅱ/鮟鱇
星野博 子供のころは/再会
高畑耕治 銀河のノクターン
志田昌教 残焦/ザ・シンガー/黄昏物語/変身
籠空朋果 天国への手紙/旋律
逢夢恵 雪の兄/正解のない手のひら
こまつかん 愛着/覚醒
細島裕次 ぬばたまの夜悲しみが時を深くする/水の女
東梅洋子 うねり「恋歌」/初冬
安森ソノ子 『平家物語』の朗読
やまもとれいこ 消えた日常
堀江雄三郎 福寿草/偏よらず/すなおに/拠所
渡辺健二 三百年の命/さつまいも掘り/憲兵と死闘
佐相憲一 魔界のうた
鈴木比佐雄 誰が十五歳の少年少女を殺したか
書評
油谷京子詩集『名刺』
池下和彦/速水晃
木村孝夫詩集『桜螢―ふくしまの連呼する声』
永井ますみ/黒木アン
星野博詩集『線の彼方』
武藤ゆかり/原詩夏至
前田新詩集『無告の人』
星野元一/岡三沙子
高森保詩集『1月から12月 あなたの誕生を祝う詩』
杉谷昭人/堀田京子
橋爪さち子詩集『薔薇星雲』
中西弘貴/田中眞由美
酒井力詩集『光と水と緑のなかに』
原子修/石村柳三
坂井一則詩集『グレーテ・ザムザさんへの手紙』
中久喜輝夫/築山多門
安部一美詩集『夕暮れ時になると』
齋藤貢
勝嶋啓太×原詩夏至 詩集 『異界だったり現実だったり』
福山重博/有馬敲
堀田京子詩集『大地の声』
志田静枝/成田豊人
佐相憲一詩集『森の波音』
若宮明彦/真弓
能村研三随筆集『飛鷹抄』
峰崎成規
【新刊予告】『海の詩集』(若宮明彦/佐相憲一・編)
詩論・よびかけ文
鈴木比佐雄 北村透谷から始まる「非戦」の論考と詩作―北村透谷、坂本龍一、
ガンディー、尾花仙朔、赤木三郎、鈴木有美子
(『非戦を貫く三〇〇人詩集』への呼び掛け文Ⅱ)
曽我貢誠 あなたも希望を届ける詩集に参加してみませんか
『少年少女に希望を届ける二〇〇人詩集』に寄せて
『非戦を貫く三〇〇人詩集』公募趣意書
『少年少女に希望を届ける二〇〇人詩集』公募趣意書
コールサック社 出版活動について
木島始企画展「ことばってたのしいな」のお知らせ
編集後記 佐相憲一
編集後記 鈴木比佐雄
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