アンソロジー詩文集
『生存権はどうなった』
進行する格差社会と、命の軽視、疎外感。<健康で文化的な最低限度の生活を営む権利>(憲法25条)はどうなったのか。ひとりひとりの切実な声がつまった詩文集。困難な現実とたたかいながら生きる思いを伝える。
(帯文より)
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A5判/176頁/ソフトカバー SBN978-4-86435-215-4 C1095 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
発売:2015年8月30日
【目次】
文 穂苅 清一
~詩集~登り山 泰至「当たり前という幸福が欲しい」ほか/山村 礼子★にゃき「絶望と孤独に」ほか/秋田 高敏「杖」ほか/秋野 かよ子「汗」ほか/石村 柳三「てんぷら」ほか/中島 省吾「ランドセル」ほか/二階堂 晃子「書付」ほか/根本 昌幸「ごせっ腹やけねえかい」ほか/高畑 耕治「いま、ここで」ほか/長澤 靖浩「約束の島」ほか/いがらし かずお「覚醒 あるいは 哀歌」/大塚 史朗「野道で」ほか/洲 史「拒否するための理由を考えるより」ほか/こまつ かん「俺のことか? 俺は大丈夫だよ」/田島 廣子「人生わからない」ほか/志田 昌教「悔恨………母に捧げる詩」/くにさだ きみ「花に似る イキモノ」/永山 絹枝「命の鼓動に耳傾けて」/髙嶋 英夫「荒れ地を越えて―希望の明日へ」/山岡 和範「日本国憲法を生きる」/井上 優「幾つかの抱擁」ほか/佐相 憲一「ネットカフェ」ほか/
~文集~仲道 宗弘「反貧困ネットワークぐんま~その結成までの軌跡~」/村越 芳美<「健康で文化的な最低限度の生活」って?>/古平 弘樹「生存権を脅かす貧困・格差の問題と生存権を実現するための取組みについて」/前塚 博之「ぼくの体験から」/北嶋 節子「不透明な街角」/浅見 洋子「もぎ取られた青春」/玉城 郁恵「一デナリオンの約束」/青柳 宇井郎「生と死の狭間を生かされる弱者たちの地獄」/田島 至「無料低額診療事業について」/木島 章「命と暮らしを守る 九・二・五」/穂苅 清一「米軍の迷彩服がベトナムの戦場へ―60年代に沼田の縫製工場から―」
執筆者プロフィール/解 説 佐相憲一・鈴木比佐雄/あとがき 井上 優・佐相憲一