渡辺恵美子詩集
『母の和音』
渡辺恵美子さんの多くの詩篇には、私たちが心の奥底に秘めている母の記憶が通奏低音のように流れている。母と娘の関係を想起し母から受け取ったことをもう一度生き直そうとすることが渡辺さんの詩作の大きなテーマであったのだろう。(鈴木比佐雄「栞解説文」より)
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A5判/128頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-206-2 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
発売:2015年7月21日
【目次】
Ⅰ 母の和音
記憶の梯子
空き家
空き家に
日常の窪みに
別 離
彼岸花の径
クリスマスローズ
風のフーガ
約 束
母の和音
Ⅱ 桐の花音
桜 宵
桐の花音
ちょっとこい鳥の棲む林
Simple
欅
ねこじゃらし
花かげ
秋 桜
石 榴
剪 定
落ち葉
Ⅲ 木霊のように
木霊のように
散 歩
宵の口
月を聴く
白い猫
築 山
俯 瞰
しあわせ(リトアニアにて)
夏の電車
この地球で
どうしてよいのかわからない
あとがき
略 歴