間渕誠
『昭和の玉村っ子―子どもたちは遊びの天才だった』
私たち団塊の世代が、還暦を迎える年齢になってしまった。戦後生まれの私たちは、物心ついたころから、敗戦国の辛さ、貧しさを味わわされた。そんな中でも当時の子供たちは、明るく楽しく生きる術を知っていた。貧しく、何もない生活の中だからこそ、たくましく知恵を働かせ、精一杯、楽しく遊べるものを見つけ出せたのかも知れない。(「はじめに」より)
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A5判/160頁/並製本 ISBN978-4-86435-209-3 C1095 |
定価:1,080円(税込) |
発売:2015年7月24日
【目次】
はじめに
食事について
ベーゴマ
建 前
お葬式
スズメ捕り
十五夜
三角網
八十八夜の徒競走
巣作り
農繁休暇(青梅と桑の実)
カルメ焼とベッコウあめ
インスタントラーメン
魚捕り(かいどり)
飛行機
紙芝居
街頭テレビジョン
水 泳
巡回映画
うさぎとひよ子
ザリガニ釣り
魚捕り(置針釣りほか)
二B弾
相 撲
金松座
ホルモン焼
肥後の守と鉄砲
祇園祭(おぎょん)
餅搗き(もちつき)
こんなもの食べた
竹の子(筍)
ゆすらご(ゆすら梅・梅桃)
ぼたんきょう
あかざ
あんず(杏)
まくわうり(真桑瓜)
栗
椎の実
菱の実
青紫蘇の焼餅
商店の副業
屑拾い
とっかん豆
曳売り(行商)
十日夜(とうかんや)
修理屋
編註
周辺地図
解説 鈴木比佐雄
あとがき