木島始
『木島始詩集・復刻版』
そして/あの日/突如として//歴史の姿は/あかるみにでた(詩「起点 ―一九四五年―」より)
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四六判/256頁/ハードカバー ISBN978-4-86435-202-4 C1092 |
定価:2,160円(税込) |
発売:2015年7月10日
【目次】
詩・わが年代記
起 点 ―一九四五年―
戦 後 ―一九四六年―
師 よ ―一九四七年・中井正一氏に―
大 学 ―一九四七・八年―
徴 侯 ―一九五〇年―
嘔 吐
虐 殺 ―一九五二年五月一日―
動物・鉱物・植物
牛
麦
鳩
電気機関車
通勤人群
向日葵
主婦たち
穂高岳
谺
位置について
風とともに徒渉する
霧明け
五月の香り
恋よぼくらふたりの……
せいめいの……
夜の推移をみはりつつ
とおくのひとに
初春に
きみの眼よやさしく燃えよ
ぼくたち地下水の……
映 す
遠 望
友の死は……
厳寒の河岸を追うて
星芒よ、瞬け (長 詩)―放送のために―
直 射
日比谷
ポプラそびえたつ闘いの土地に
五・三〇の兇弾にたおれた小学校教員の妹よ
予 兆
病 巣
悼む ―宮本百合子に―
ポール・エリュアール
誕 生
序 曲
部 署
獄中におくるハガキ
断 章
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
蚤の跳梁 (長 詩)
跋 文
野間宏 凝血にふるえる葉先
復刻版に寄せて―各界からのメッセージ―
山田太一/信長貴富/佐川亜紀
有馬敲/水田宗子/中村不二夫
こたきこなみ/田部武光/小島光子
解 説
佐相憲一 伝説の戦後詩集を今日・未来へ
鈴木比佐雄 「列島」の精神を継続し日本の詩を世界につなげた人
編 注