辻直美 遺句集・評論・エッセイ集
『祝祭』
辻直美さんの句は、眼に見えるものの命の背後に、それを支える様々な多様な命の蠢きを、想像力で見いだそうとして、それらの関わりの深さを鋭い直観と気品ある言葉で汲み上げようとしている。(鈴木比佐雄栞解説文より)
四六判/256頁/ソフトカバー/ISBN978-4-86435-183-6 C1092 ¥2000E |
定価:2,160円(税込) |
発売:2014年12月28日
【目次】
Ⅰ 遺句集『祝祭』
あかるくて 平成十七年~十八年
リア王 平成十九年~二十年
おしくらまんぢゆう 平成二十一年~二十二年
祝祭 平成二十三年~二十四年八月
Ⅱ 俳論集
俳論集① 俳句評
能村登四郎の俳句鑑賞―俳人協会脚註名句シリーズより
林翔句集『あるがまま』一句鑑賞
林翔先生と私 思い出の一句
能村研三句集『滑翔』一句鑑賞
永田耕衣―「沖」連載〈わが私淑の俳人〉より
椎名彰句集『風の葦』
川村杳平句集『羽音』
長谷川鉄夫句集『青墨』
藤村真理句集『からり』
秋葉雅治句集『翠巒』
俳論集② 「沖」連載〈鳰の軌跡〉より
福山広秋第一句集『武者凧』
林菊枝第一句集『遠い町』
及川茂登子第一句集『花いちもんめ』
佐藤昌子第一句集『菊車』
荒井千佐代第一句集『跳ね橋』
横山淑子第一句集『さくら榾』
秋葉雅治第一句集『北回帰線』
細谷友汀第一句集『風垣』
樋口英子第一句集『朝桜』
小林久雄第一句集『樹胎仏』
小泉旅風第一句集『旅装』
菅谷たけし第一句集『離陸』
谷口自然第一句集『魚島』
島田妙子第一句集『白夜』
広渡敬雄第一句集『遠賀川』
千田百里第一句集『巴里発』
俳論集③ 「沖」連載〈支部句会通信〉より
平成二十三年一月号
平成二十三年二月号
平成二十三年三月号
平成二十三年四月号
平成二十三年五月号
平成二十三年六月号
平成二十三年七月号
平成二十三年八月号
平成二十三年九月号
平成二十三年十月号
平成二十三年十一月号
平成二十三年十二月号
平成二十四年一月号
平成二十四年二月号
平成二十四年三月号
平成二十四年四月号
平成二十四年五月号
平成二十四年六月号
平成二十四年七月号
平成二十四年八月号
Ⅲ エッセイ・論文集
詩の記憶 ―わたしの近代詩史―
わたしの伊勢ものがたり
わたしの源氏物語
絵本からの贈りもの
Ⅳ むぎわらぼうし 米谷咲・真歩
あとがきにかえて 辻美奈子
略歴 352