原詩夏至小説集
『永遠の時間、地上の時間』
氏の小説は詩人の余興ではない。世の中にはひとつのジャンルにおさまらない才能が時々出現するものだ。ジャンルを越境することによって、文芸各分野に凝り固まりがちの各界を「現代文学」という大きなフィールドに解放して、共に人間存在を考える場へと私たちをいざなってくれる。ユゴーもゲーテもボリス・ヴィアンも多才であった。そうした存在に連なる可能性に満ちた原氏の作品世界である。―佐相憲一(詩人、評論家)解説文より
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四六判/208頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-178-2 C0093 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
発売:2014年11月4日
《目次》
・「永遠の時間、地上の時間」
・「哈爾浜―夢の雪、雪の夢―」
・「月と漬物石」
・「飛天夜叉」
・「仏」
解説 佐相憲一
あとがき
略 歴