書籍一覧 新刊
新藤謙評論集
『人間愛に生きた人びと―横山正松・渡辺一夫・吉野源三郎・丸山眞男・野間宏・若松丈太郎・石垣りん・茨木のり子』
新藤さんの重厚な文体の魅力は、歴史的ドキュメント映画に立ち会うような、新鮮な驚きを予感させてくれ、理性と真実の力を裏切ることなく、最後まで「人への愛」を貫き通し読者に希望を与えてくれるところだろう。(解説より・鈴木比佐雄 詩人・評論家)
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解説文:鈴木比佐雄 |
四六判/256頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-135-5 C1095 ¥2000E |
定価:2,200円(税込) |
発売:2014年2月4日
【目次】
一章 「人への愛」を貫く ―横山正松と医の倫理―
二章 ユマニスト渡辺一夫 ―戦争と平和を中心に―
三章 吉野源三郎と雑誌『世界』
四章 政治と人間 ―丸山眞男が提起した問題―
五章 青春の生理と思想 ―野間宏『作家の戦中日記』について―
六章 北狄の矜持 ―若松丈太郎論―
北狄の矜持・補遺
まつろわぬ民の意地 ―若松丈太郎『福島原発難民』について―
七章 強制収容所における精神の自由 ―フランクル『夜と霧』―
八章 生活の思想化・石垣りん
茨木のり子研究 倚らぬ心と震える心
解説 人への愛を貫き通す人 鈴木比佐雄
あとがき
略歴