中村純エッセイ集
『いのちの源流~愛し続ける者たちへ~』
素手で 自分のことばで 人間と向き合う詩を紡いできた詩人が
3.11以後 今 真摯に問いかける
いのちが軽んじられている この国の質と文明
生き残ったひとを死なせないためにも
言葉にならない声に耳を傾け
加害と被害をともに超える丘をめざして
帯文:石川逸子(詩人)
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解説:佐相憲一 |
四六判/288頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-128-7 C1095 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
発売:2013年12月17日
【目次】
Ⅰ 愛し続ける者たちへ
愛し続ける者たちへ ~秋の詩のセミナーでの講演~
東海を越えて―日出づる処の国から、静かな朝の鮮やかな国へ― ~韓国蔚山でのスピーチ~
「家に帰ろう」
陣痛が連れてきた幻想、そして「海の家族」
「産む・産まない」をめぐる試論
「女たち」から「ひとりの女」へ
クアラルンプール滞在―旅のコラージュ
ヘイトスピーチを聴いたり、差別を受けたり、学校に行かれない子どもたちへ
多様ないのちの姿
Ⅱ 新しい人たちへ
3・11後の新しい人たちへ 「人間が人間であるために」~真宗大谷派大阪教区での講演~
お坊さん、アクティビスト(活動家)講座 ~真宗大谷派長浜教区での講演~
ミナマタ・トウキョウ・フクシマ・キョウト Ⅰ
ミナマタ・トウキョウ・フクシマ・キョウト Ⅱ
ミナマタ・トウキョウ・フクシマ・キョウト Ⅲ
ミナマタ・トウキョウ・フクシマ・キョウト Ⅳ
いのちの尊厳と自由のための防波堤―憲法に寄せて―
Ⅲ 詩を愛する人たちへ
詩との出会い
わたしの創作ノート
詩人たちの底に流れる河―いのち―
いま、いのちを考える 『命が危ない 311人詩集 ―いま共にふみだすために―』出版記念会講演
「埋もれた花の傷口から流れることば」―佐川亜紀論『押し花』を中心に
廃墟からの再生
「ディアスポラ」のゆくえ
ここからどこへ
二つの敗戦
何のために語るのか
風よ、吹け 美しい彼方へ
解説
愛し続ける詩人のたたかい 佐相憲一
初出一覧
あとがき
略歴